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【自己紹介】私の全身多汗症について

はじめまして。
私は全身多汗症と共に生きている30代の女です。
これまでは汗のせいで生きるのが辛く、苦しい毎日を送っていましたが、頭の中を整理し、前向きになれたらいいなという気持ちでnoteを始めてみました。
同じような体質の方にも、何か新しい治療の情報などがございましたら、この場で共有をさせていただけたらと思っています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


まずはじめに、お伝えしたいことがあります。
「多汗症」を抱えている方の中には、人生の途中の出来事や病気がきっかけで「多汗症」になったという方もいらっしゃるかと思いますが、私の場合は生まれつき元々「汗が多い」体質です。暑さ寒さ関係なく手足から汗は出てるし、緊張したり運動したりすると一人だけシャワーをあびたように汗だくになるような状態です。
そして、私の親も同じような体質をしており、子ども全員にこの体質が遺伝している状態なので、汗をかきやすいかどうかというのは遺伝によるものも大きいと思います。
その点を踏まえたうえで、以下、自分の多汗症について綴りたいと思います。


現在の全身多汗症の症状

「人と比べて、自分がかく汗の量が多い」と最初に自覚したのは、確か私が保育園~小学校低学年の頃でした。汗が出る場所は、頭・顔・首・手・足・背中・・・ほぼ全身です。
そして私が特に大量に汗をかいてしまう場面は、以下の通りです。

・レジに並んでお会計をする、ATMに並ぶとき (後ろに人が並んでいたら更に汗が出る)
・美容院に行くとき
・友達に会うとき
・人と食事をする、外食するとき (隣の席が近ければ近いほど汗が出る)
・人前で話すとき
・電車に乗る、バスに乗るとき
・集中しているとき
・湿気の多い場所にいるとき
・寒い場所から暑い場所に入るとき   ・・・など他にも多々あり

上記からも分かるとおり、私の場合は精神的発汗の要素も多く入っています。
【汗をかく→恥ずかしい→人に見られていると感じる→焦る→更に汗が出る】
まさに無限ループです・・・。
多汗症ではない人からしたら、「汗をかいたらタオルで拭けばいいのに」と思われるかもしれませんが、拭いても拭いても汗が止まらないので、意味がありません。髪の毛先からはボタボタ汗がこぼれ、着ているトップスはびっしょり。額から流れる汗が次々に目に入って涙が出るし、挙げ句周囲の人にはシャワーでも浴びてきたの?(笑)と言われてしまう始末。
せめて精神的発汗だけでも抑えることができたらと、高校生の頃から皮膚科での多汗症治療と共に精神科で認知行動療法を受けておりますが、20年近く経った今でもこのループから抜け出せておりません。
※これまで試してきた治療法など、多汗症治療についてはまた別の記事で書きたいと思っています。

ただ、ここまで「多汗症」から抜け出せなくなってしまったのは、人の目を気にしすぎてしまう私の性格的な問題や環境の問題も大きいような気がしますので、以下ではそのことを書きたいと思います。

私の「多汗症」を悪化させたもの

ここからは私の勝手な分析ですが、「汗が多い体質」ということ以外に、私の人生の中で多汗症が悪化する原因となった出来事がいくつかあるように思っています。

その1.繊細な性格だったこと

私は、今でいう「HSP」の気質がある性格だと思います。音や光などの刺激に敏感で、一歩家の外に出るだけで緊張し、毎日疲れ果ててしまいます。また、相手の顔色が気になり、人と上手く話せなかったり、想定外のことが起きるとパニックになったりもします。
ちなみに、私の夫も「汗が多い体質」なのですが、人の目を気にせず思ったことをはっきり言えるような人で、あまり緊張もしない性格をしているので、暑いとき以外 汗で悩むようなことはないそうです。私も夫のような性格であれば、「汗が多い体質」に対してこれほど悩んでいなかったのかもしれません。

その2.家庭環境が複雑だったこと

思い出したくないので深くは書きませんが、私は複雑な家庭環境で育ちました。いわゆる毒家族です。突然暴れたり怒鳴られたりするような経験から、「失敗してはいけない」「良い子でいなければいけない」「弱音を吐いてはいけない」と思っていたような気がします。そのため、私にとって汗は大敵でした。緊張していること、焦っていること・・・「汗」は自分の感情が動いているということを人に知らしめるようなものですので、汗を嫌えば嫌うほど、出てしまうようになりました。

その3.人との関わりが少ない地域で育ったこと

私が生まれ育った地域は、車もほとんど通らないような、とても田舎な町でした。歩いていても人に会うことは少なく、全校生徒が40人ほどしかいない、小さな小さな小学校に通っていました。
そのため、必然的に緊張する場面も少なく、いじめてくるような意地悪な子もいなかったので、「汗」に関してそこまで深刻に悩むことはありませんでした。
しかし問題は中学生になってからです。
全校生徒40人だった小学校の生活から、全校生徒600人近い中学校の生活に突然変わったことで、緊張度は一気に上がりました。
汗のことでいじめられたり、悪口を言われるようなことも出てきました。そのたびに、もっと汗が出てしまい、そのことを気にするようになってしまいました。

多汗症でも生きていくために

これまで様々な全身多汗症の治療を試してきましたが、なかなか思うようにいっていないのが現状です。特に「全身」の多汗症に関しては、あまり有効な治療法がないと、主治医の先生にも言われました。
ただ最近は、「脇」の多汗症や「手」の多汗症に関しては、治療の選択肢が増えているようです。もし悩まれている方は皮膚科に受診されると良いかと思います。
私はせめて、頭と顔だけでも汗の量が減らせたらと思っておりますが、実現するのが何年先になるのか、もしくは来世になるのか・・・途方に暮れています。ただ、生きるのをやめようと思ったときには、「もしかしたら近いうちに新薬が出て、汗をコントロールできるようになるかもしれない」と言い聞かせたりして思いとどまるようにしています。死ぬことに失敗したら、もっと辛い生活になってしまうと思いますし・・・。
今はただ、毒家族の中から私を救ってくれた夫の存在に救われています。これからは汗の有無関係なく、小さな幸せを見つけていけるように、頑張って生きようと思います。
多汗症に悩む全ての方々が、苦しみから解放されますように。

※次回はこれまで試してきた多汗症治療について、書いていきたいと思います。

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