見出し画像

スーパーフードを取り入れる(生姜)

4月に入ったというのに、ここ最近なかなか冷える。今朝の気温はマイナスでカーテンを開けるとお隣のおうちの屋根や地面がうっすらと雪がかっていた。今が何月だったのか一瞬分からなくなりそうになる。

さて、スーパーフードの3点目は身近にある生姜。生姜といっても、普段の料理で使うこともあるが、それプラス毎朝ミルクティーに生姜パウダーと蜂蜜を入れたものを飲んでいる。こちらも1年近く続けている習慣。

画像1

↑ 日本産有機の生姜パウダーを大切な日本の友人が送ってくれ、これはいつもより少しだけ疲れているかもという時に大事に使わせてもらっている。ブルーの袋入り生姜パウダーはスウェーデンのスーパーで気軽に購入できるもので、普段使いはこちら。

生姜は紀元前から薬として使われてきており、漢方薬の6割以上に生姜が配合されている。生姜は体を温めるというのはよく知られているが、中国では、生姜は体内のあらゆる臓器を活性化して体を温め、代謝をよくし、消化も助けると言われている。なるほど、体が温まるのも納得。

近年の日本人は以前に比べて低体温になっていると言われており、その原因は様々ある。和食離れが進み食生活が変わってきたということから、運動不足、入浴習慣がなくなってきている、天然塩を摂取しなく(できなく)なってきている、過度の減塩でミネラル不足になっているなどなど。

低体温は病を作りやすく、例えば体温が35度台になるとがん細胞が活発化する。健康な人の体温は36,5度~37度と言われているが、この体温を下回っている日本人は結構多いのではないかと思う。私自身も1年ちょっと前までは体温が36度ほどで、冬には手足が冷えて靴下は3枚履きだった。これに比べて、我が家のスウェーデン人の体温は37度近くと健康な人の体温をキープしていた。

生姜はビタミンやミネラルの含有量はそれほど多くないが、生姜の辛み成分と香り成分に含まれるファイトケミカルであるジンゲロールやショウガオール、ジンギベロールには多くの効果効能がみられる ↓

免疫力向上、血圧改善、血栓症防止、血行促進、冷え性改善、解毒作用、消化促進、発汗作用、解熱作用、殺菌作用、鬱の防止、鎮痛作用、消炎作用、めまい改善(内耳の結構をよくする)、吐き気止め作用、咳止め作用、精子の活性化、生理不順の改善、鬱状態の改善(脳の血流を改善による)、アルツハイマー予防と改善(血流改善や抗酸化作用による)、などなど。

生姜紅茶は飲んでいるそばから体が温まってきて、その後も数時間はその温かさが保たれる感覚があり、冬の期間には特にありがたかった。単純に温まるというだけでもありがたいのだが、そのほかにも多くの効能があることを知ると、更にありがたみは増して摂取せずにはいられないという気になる。季節に関わらず、健康でいるために体温を36度後半にはキープしておきたいので、今後も引き続き毎朝生姜紅茶習慣を続けていく予定。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?