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春に見に行きたい展覧会

ついこの間2024年が始まったと思っていたら、なんともう1年間の4分の1が終わろうとしているではありませんか。桜の蕾も今にも咲きそうに膨らんできました。重たいコートを脱いで、軽やかなスタイルで歩ける季節がやってきた感があります。
各地の美術館や博物館でも春期展が始まります。皆さんはどこの春期展にお出かけになりますか?私は関西に住んでいますので、まずは関西の楽しそうな展示を見に行こうと計画しています。

一番楽しみにしているのが奈良博の「空海」です(2024年4月13日~6月9日)。

こちらは(おそらく)とても力の入った特別展ではないかと思い、発表があった時から楽しみに待っていました。空海が自らプロデュースしたという「高雄曼荼羅」の修理後初公開、国宝や重文の尊像で立体的な曼荼羅世界を再現するとか、見どころが満載です。

そして京博の「雪舟伝説」です(2024年4月13日~5月26日)。「雪舟展」ではないところがポイントで、近世における雪舟受容をたどることで「画聖」と仰がれる雪舟への評価がいかにして形成されてきたのかを考える、ということだそうです。
もちろん雪舟自身の国宝に指定された6作品が展示されるということですし、音声ガイドは山寺宏一さんですし、楽しみでしかありません。


私は浮世絵が大好きで、そこから美術展に通い出したということがありまして、この春は中之島香雪美術館で大きな浮世絵展があるので前期と後期2回行ける前売り券を既に購入して楽しみに待っています(2024年4月13日~5月26日)。


没後100年ということで富岡鉄斎展が2か所で開催されます。←私の把握している範囲です。他にもあるのかも。
京都国立近代美術館「没後100年 富岡鉄斎」は2024年4月2日~5月19日、大和文華館「没後100年 富岡鉄斎 ―知の巨人の足跡―」は4月12日~5月19日です。どちらも見に行きたいです。


あべのハルカス美術館では「徳川美術館展」が。以前、名古屋に行った時に徳川美術館にも立ち寄りましたが、徳川家のお宝がたくさん所蔵されていて、印象に残ったのは三代将軍家光の長女千代姫が尾張徳川家に嫁ぐ際に持参した国宝「初音の調度」でした。これもハルカスにやってくるそうで楽しみです。2024年4月27日~ 6月23日です。


その他、見に行くぞ!と思っているものがいくつかあります。全部見に行けるでしょうか…。


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