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国際結婚 欧州”入院体験記ー新③”

そして 点滴が終わり点滴の便は空っぽに・・ でももうすぐ来るんじゃないかと、 ナースコールを押さなかった
そしてまたしばらくして、、、
血が管を通って逆流してもまだナースは様子を見に来ない・・

寒くなってしまい 震えが止まらなくなってきたのでナースコールを押してみた・・
また押してみた・・
もう一回押してみた・・

誰も来ない・・
寒い・・

すし子心の声→(涙・・さっきのナースはこのボタンは壊れてるのよ って言ってたのかな?)と思いつつ 寒さから震え止まらず耐えきれなかったのでしつこく一生懸命ナースコールを押した・・

が・・誰も来ない・・…..

(誰かーー助けてくれーーーーー )自分の血が、点滴のくだに逆流し始めて、点滴の殻の袋に私の逆流した血液がとどいているのを初めてみて、、恐ろしくなって涙が出てきたところに

そこに 無断で入ってきた彼(フランク)登場!

フランク曰く、「待合室でいくら待っても誰も自分を呼びにこなかったし、すし子の行き先聞いても、5人のナースに聞いても5人とも知らないと言いやがった!」

そうで、、フランクも私のことが心配になり、病院中を歩き回って、適当に病室に入ってみて、やっとここに辿り着いたらしい、、、

すし子「助けて、、フランク、、、さ・・寒い・・点滴・・終わった・・ナースこない」

そういうと彼は急いでナースを呼びに行った。

そのあと1人で帰ってきたフランクは「すぐに来るって!」と言ってくれたが

5分経過

10分、、、

15分・・・ 20分、、、、

私はフランクに言いました。
すし子「帰りたい・・涙」

なんだか この適当極まりない病院に入るのが異様に恐ろしくなり 彼に懇願!!そこにやっとのことでナース登場!点滴を取り替えてなんも言わずに去っていった。

遅くなってすみませんとか、お待たせしちゃいましたね、ごめんなさいね、なんて態度は、微々たるものもなく、、、 「ったくよー点滴くらいで呼びやがって しっかたねーな替えてやるよ!!」的な態度、、

すし子「いや・・あの・・だから・・寒いんですけど・・」もうこの時には 涙が出て・・フランクにすがりました。 

フランクは勝手にそこらの棚を空けて毛布をかけてくれました。
そのあと何度も「帰りたい」を懇願 フランクも「帰ろう!スイスに帰ろう!!こんな病院にすし子を預けるの心配だ」といってくれ安心していました。

するといきなり、車椅子を持ってナース登場。
とりあえず座れという・・ すると車椅子に座ると 何もかけてくれないまま、どこかに連れて行かれた・・「あのーーだから・・寒いんだってば・・」毛布の一枚もかけてくれずがたがた震えてる私を 車椅子に乗せながーーい廊下をビュウンビュウン歩くこと歩くこと・・しかもこのナース、、、」イチゴ味のガムかんでやがんの!!

状態が良くない私にとっての あの匂いは、 吐き気すらした、、

やっと違うドアの前に着いたら、そこには白衣を着ためっちゃおばあちゃん女医が!!
おでこに手を当てて、目の前でライトをチカチカ、足をトンカチ見たいなのでたたいて終わり・・またながーーーーい廊下をがたがた震えながら戻りもとのベットへ・・

すし子心の声→(あのナース!!そしてクソ婆!!アレだけかよ!ならてめーーが来いよ!こっちは病人なんだっての!!チカチカトントンでなにが解かんだっての!!元気になったらぶん殴ってやる!)悔しさと寒さと なんだかわからないものがこみ上げてきて 涙が・・ そして毛布を頭からすっぽりかぶって寒さを耐えていると、男の看護士さんがなにやらフランクと話してる・・イタリア語なんでよくわからない・・「何々?」ってフランクに聞いたら「入院だって・・」申し訳なさそうに言う彼・・


「う。。嘘でしょ、、、 嘘と言ってーーーー!!ガーーーーン」このときの私を漫画の絵で言ったら白目を剥いて、、、上からの石に押しつぶされている感じ・・

すし子「嫌だよ、、、嫌だよ、、、帰りたいよーこの病院は嫌、、」

フランク「今帰ったら、命が保障できないって・・それほど君の状態は悪いんだ、、それでも連れてかえるには、もしも輸送中に死亡した場合この病院は適切な処置とアドバイスをしたこと、それに反して行動したという書類に サインしなきゃいけないんだって、、、だから連れて行くわけには行かない」

すし子(いやだーーー!!死んでもいいから帰りたいーー)

涙がドバーーと出ました。

そしたらベットごと入院する病室に移動され連れて行かれまして・・

もう、、 絶望真っ只中、、 しかも、自分の状態も、なぜ入院するかも、、医者も、ナースもフランクさえも、、誰も私に説明してくれない、、怖い、、、

連れて行かれた部屋は、がらーーんとした何もない部屋で、、ここは病院なのか? 牢屋なのか?とすら思う感じでした、、

もう頭が朦朧としていたんですが部屋を見たときの感想は 病院とは思えない部屋だったんです・・テレビも、家具すらない、、ただの部屋、、 天井には動いてるのか動いてないのかわからない 監視カメラだけがくっついていました。 精神病等なのか?と思ったくらい、、、 

またもや 不安が・・
この不安 のちに的中するんですけど・・

続きはまた、、書きます・・コメディーのような入院生活はこれから始まるんで・・ 詳しく書きますから・・ また次をお楽しみに・・


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