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ランチでデート、、、

ふわ美さんと休日お昼のデート
時間があればラブホに行っちゃうところだけど
今回はちょっと時間と場所に制約があって普通にランチだけ
散々ラブホに行ったりお家にお泊りしたりしているけど
実は普通にデートをしたのは、あの再会した最初の居酒屋だけだったりして、、、

お昼に駅の改札で待ち合わせ
電車にのっているとふわ美さんからメールが来る

「今日はダーリンの前でどんな格好するか当ててね?
 ブラ→アリ or ナシ
 パンツ→アリ or ナシ
 当てたらご褒美
 外れたら罰ゲーム!」

なんなんだこのメールは!

と思いつつも顔はにやけてしまう

改札で待ち合わせをして遠くからニコニコしながらやってくるふわ美さん
久しぶりに再会した時のことを思い出す、、、

「メール読んでくれた?」

「読んだよ!読んだ!今ここで、、、当てちゃうの?」

「まだ、お店入ってからね!今日は当てられない自信があるんだ~」

「???なにそれ???」

頭の中で色々と考える
ふわ美さんはロングスカートにジャケット、、、
一見して何を下に着ているかはもちろんわからない
ふわ美さんが当てられない自信があるっていうのが
それがどういう意味だかわからない
そんなことを考えつつ二人で話しながら歩いているとお店に到着

待ち合わせした駅から数分のお店
落ち着いたところがいいかなと思って懐石ランチを予約
お店に着くと若女将のような方に案内されてカウンターの奥の席に
カウンター越しには3人くらいの板前さんが忙しそうに料理を切り盛りしている
お飲み物は?と聞かれてまずはビールで乾杯!

お上品な料理が次から次へと出てきて

しかもおいしいからお酒が進んでしまう

さっきのメールが気になってふわ美さんに聞いてしまう

「さっきのメールのことだけど」

そうふわ美さんに聞くとニコニコ顔がすこしニヤける、、、

「ん、、、なあに?」

「絶対当てられない自信があるって言ったじゃない」

「ん、、、そうね~」

「それってどういう意味?」

「ん、、、ダーリンが必ず負けるっていうこと!」

「え~~~必ず負けちゃう?自分が罰ゲームってこと」

「そう、、、罰ゲーム!」

「え、なんで?なんで?」

「じゃあ、やってみる?
 (胸を指さして)アリ?ナシ?
 (お腹を指さして)アリ?ナシ?」

一体どういうことだろう?
当てられないっていうんだからよっぽどびっくりするような事?
、、、と考えればブラもパンツもナシナシ?
でも、今までだってナシナシで電車に乗って会いに来ていたりするから
それではなんだか当たり前すぎる?
そう思わせておいてナシアリとか、アリナシとか?
めちゃくちゃ悩んだ結果
ナシナシと予想させておいて実はナシアリと予想!

「う~ん、上はナシで下はアリ、、、かなぁ?」

「それでいいの?」

「じゃあ、、、上はナシで下はアリで!」

ふわ美さんはニコッと笑ったかとおもうと
スッっと立ち上がって入り口の方へ歩いていってしまった

「え?何、、、、?」

自分はあっけにとられて辺りをきょろきょろしていると
しばらくしてふわ美さんが戻ってきた

「どうしたの?何?何なの?」

ちょっと困った顔をしているとふわ美さんは相変わらずニコニコ笑っている

「ダーリン、残念!はずれだよ!」

困った顔から悔し顔になってしまう

「え~じゃあ答えは?」

そう聞き返すと突然ふわ美さんの左手が自分のポケットに入ってきた
でもすぐに左手はポケットから離れてグラスを手にしている

ニコニコしていたふわ美さんの顔がちょっと上目遣いになって、、、

「答えはね~~ナシナシ、、、」

「え~~はずれなの?」

そう答えたと同時にポケットに何かが入っているのに気付く

右手を入れてみるとサラッとした布のような感触、、、

ポケットから取り出すとそれはさっきまでふわ美さんが履いていたと思われる紫色のパンツ!

「!!!!!!!ちょっ!!!何これっ!!!」

声が出そうになるのを必死で堪えて驚きの表情をしていると、ふわ美さんはしたり顔をして笑っている

もちろんカウンター越しでは板前さんがせっせと料理をつくっている

ふわ美さんはブラ→ナシ、パンツ→アリの格好で来て、自分の「ナシアリ」っていう答えを聞いてからパンツをトイレで脱いできた事をようやく理解した

つまり、、、
自分がナシアリの答え以外だったら→もちろんハズレ!
もし、ナシアリと答えたらパンツを脱いで答えをナシナシにしてしまおうという後出しじゃんけんみたいなもの

「ずるい~~~!!!そんなの当てられないよ~」

でも、、、なんだかちょっと喜んでいる自分

「ハイ!ダーリンの負け~~罰ゲームね!」

「え~~罰ゲームって何するの?」

「次、、、会った時ね!」

「何?何?何?」

「ないしょ!次、会った時のお楽しみっ!」

「え~~教えてよ^^気になって眠れなくなる~~」

「じゃあね、、、ちょっとだけ」

相変わらず笑いながら自分を見ているふわ美さん
困り顔でおねだりするように、、、

「何すればいいの?」

「ダーリンは何もしなくていいよ、私がしてあげる!」

「、、、ふわ美ちゃんが、、、何するの?」

「私、いつも~ダーリンに剃られてばっかりでしょ」

「、、、それは、、、そうかも、、、しれないね」

確かに、、、返す言葉が無い
一度ツルツルにしてからは頻繁に剃ってあげているので、、、

「だからさ、今度は私が剃る番!」

「え~~何処を剃るの?!?!」

「それは内緒!」

「ふわ美ちゃんにさ、、、
 そういう事をしてもらうのはあながち嫌でもないんだけど
 ただ、、、さすがに家族とかにバレちゃうと困るんだよね、、、」

「大丈夫!安心して~その心配は無いから!
 いつもダーリンにしてもらってばかりだから、、、
 今度は私が何かしてあげたいって思って」


久しぶりにふわ美さんに振り回されて
次に会った時は剃られる事になってしまった~


次に会うのが楽しみのような、ちょっと怖いような、、、


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