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片田舎のおっちゃん

自分が田舎生まれである事から多分に理解してあることなのだけど

昔、音楽に携わっていたというギターがめちゃくちゃ上手い親戚や知らないおっちゃんが

一田舎に一人はいるという体験が誰しもあるとは思うのです。

当時は楽器に興味なかったので、やりなよと言われても「別に」という反応だったかな

結構、そういうおっちゃんって子供好きだから子供にとってはありがた迷惑な存在となる。

それが今では、おっちゃん側の気持ちがわかる年齢に。

当時の自分にはギターの難しさもうまさも全然わからなかったけど、
この世の中には、うまい人なんてざらにいて

職業柄、そんなに上手くて
昔は何を志し、どんな青春時代を送ったのだろうと思い返し想像してみる。

きっと、今と昔もネットの普及とか文化の発展以外に人の思いや行動に大差なんかなくてそれぞれの人生に途中入場してきたご縁でこの田舎にいるのだろう

ただ、この話は、
東京が上だとか、田舎だから下だろうとかそういう概念ではないし
それぞれの人生、正解、不正解も存在しない結果の話。

そういった事が自分自身にも該当しない保証もなく。
自分自身も、誰かにとってのモブキャラであると自覚はしている。

ライブハウスを現役でやっている身としては、
片田舎のありがた迷惑のおっちゃんを頑張って生むよりは、

少しでも、夢に向かって努力した結果を”今"
共に味わいたいという事に尽力したいわけです。

それがこのライブハウスに与えられた仕事だと考えてます。
来るものは歓迎します。

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