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積ん読、どのタイミングで補充(?)しますか?

母が棚を整理していたら、昔買った本が出てきたらしい。
本は年に一度買うか買わないかの母なので、執着がない。面白そうなタイトルを数冊譲ってもらった。
読む本が増えると嬉しい。

ほぼ日と向田邦子。面白そう。

この2冊を足した上で数えてみると、残りの積ん読がちょうど10冊。
「そろそろ本屋に仕入れに行くか?」となる自分の思考に、「10冊あれば十分だろ」「“仕入れる”って何だよ」と理性の声が呆れたように嗜める。そ、そうだけど。

理性の声は続く。
「読書記録を振り返ってみろ。月平均8冊読んでいる。つまり残り10冊あれば、あと1ヶ月はもつんだ」そ、そうだけど……。

積ん読って、読み切れる範囲ならオーバーめに買ってもいいんじゃない?
つまり2〜30冊くらいはあってもいいんじゃない? とキラキラな目で思ってしまう私である。
いつか読まれるのを待っている本の背表紙を眺めるのは楽しいものだ。

積ん読にしておく期間もそれぞれ流儀があるんだろうな。
思い返すと私は最長3年くらい。ちゃんと覚えていて、福島県南相馬市小高にある作家柳美里さんの書店「フルハウス」で買い求めたこちらの本です。

店先で面白そう〜と手に取ったものの、英語学習に対して気持ちがちょっとこじれてたので数年置いてしまった。
こじらせを忘れた頃に手に取ったらやっぱり面白かったです。その後、春樹さんと柴田さんの本をまた一冊ずつ買いました。
英語学習もぼちぼち再開できたので、人生は小さくとも流転するのだなあと一冊の積ん読からもわかるものです。

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