積ん読の棚から、次は何を読もうかと選ぶ時間
本を一冊読み切った。
手帳の巻末に、タイトルと読了日を記録する。
5月頭の時点で、今年は36冊読んでいる。
さて。次は何を読もうか。
積ん読の本を入れておく棚がある。幅25センチほどの入れ物。
読み切った本を別の棚に移しては、また買ってきた本を補充する。
この25センチに本が収まりきらないと、買うペースが早い(or読むペースが遅い)、とちょっと反省する。
その棚を、背表紙の並びを、次は何を読もうかと迷いながら眺める。
なかなか決めきれないけど、それは豊かな時間だ。
積ん読の棚には色々な本がある。
手に取った理由、手元へ来た「ご縁」の濃淡も様々。
長年の趣味やその時の興味に従って、発売日に飛びついた本。
SNSで緩くつながっている作家さんが推していた本。
書店で買うとも限らないから面白い。
お寺で開催された一箱古本市で、タイトルも表紙もわからず手にした「冷蔵文庫」の文庫本。(これこそご縁だ)
小さなギャラリーカフェで購入した、展示内容に関連した単行本。
興味関心がもちろん先だけど、そのカフェを応援したい気持ちもあって買った。
積ん読って、まだ読んでないのに、だから積ん読なのに。
手に取った、選んだ。だから既に思い出が生まれている。
趣があることだなー、と思う。
次は、この本を読みます。
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