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アトピーでネイルするのは、とかく準備がいる

ネイルはとかく準備がいる。
アトピーを患っていると尚更。
ネイルをして、乾くまでの間、手が使えない。
ほぼ通年、皮膚に痒みを感じているアトピー患者にはハードルの高い行為だ。
それでもやりたい気持ちがある。対策すれば大丈夫、多分。
その対策の記録。

お風呂上がり、髪を乾かし顔を手入れするまでがいつもの日課。
そのあとはネイルの準備だ。まず皮膚科で処方された保湿剤で全身を保湿する。
内服薬も飲む。花粉症の人にも処方される薬だ。
痒みを、外からも内からも押さえ込む。
ネイルが乾くまで、身体を掻くのを我慢できるように。
しかし、あくまで気休めです。痒くない時がないから、基本は我慢。

ネイルをする机にタブレットとスマートフォンを置いて、電源を繋ぐ。
外では常に設定している自動ロックを解除。
乾燥を待つ間はアマプラの配信を見てやり過ごすので、いちいちパスワードを打ち込んではいられない。

ペットボトルは封を開ける。
ネイルのミニボトルも、全て予め出しておく。
なるべく指先を細かく使う動きをせずに済むように。
あと、孫の手用意。どうしても痒くなった時のために。

ベースコートを塗って10分。
ポリッシュを爪の先だけに塗って10分。
改めて爪全体に塗り重ねて1時間。
トップコートを塗って1時間。
そして就寝。目覚めた朝に崩れたりよれたりしてなければ成功。
薬を飲んでるから、寝てる間も無意識に身体を掻くことも減っている……と思いたい。

気長だなあ、ネイル。年末の休みだからできる。
好きなドラマを流して乾燥を待ってるけど、やっぱり暇で、なるべく指を寝かせてタブレットでnoteを書いてみました。
ポリッシュを乾かすのにあと40分。そのあとトップコート。
起きてられるかなあ。

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