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オーナーからのまさかの提案②

オーストラリア🇦🇺でワーホリをしていた時のお話をまとめています。

前回のお話はこちらから↓


『サロンを継いでほしい』というオーナーからの提案。

他のスタッフからも「しまちゃんこのサロン継いでやって行って〜!」と事あるごとに言われてました。

しかし、この時私はまだ25歳くらいで、語学も技術も、人としてもまだまだ未熟者でした。

迷いに迷いましたが、断ることを決意。

「いずれ持つつもりですが、今ではないと思います」と伝えました。

「そっかぁ、残念だな〜。」とオーナーは明るく振る舞ってくれましたが、あまり時間がなく、次に入ってくれる方を探さなければいけません。

取り急ぎ大家さんの方にも、次の契約は更新しないことを伝えて、新しい入居者の募集が始まりました。

募集が始まってから、一ヶ月くらいが過ぎた頃。

朝、普段通りに出勤すると、珍しく朝からオーナーが来ていました。(普段は午後から出勤することが多かったです)

すると、いきなり
「しまちゃん、今日の午後お茶行かないと行けない。」

「???」
意味が分からなかったです。笑

なぜ、午後からひとりでお茶に行かないといけないのか⁇
そもそも仕事中なんですけどね。笑

理由を聞くと、驚いたことに私が前に働いていたサロンのオーナーが、この店舗を内覧に来るとのことでした。

前のサロンのオーナーは、2店舗目を出したいと以前から言っていたので、このサロンが撤退した後、借りるつもりでいるようです。

私は前のサロンでは良い思い出がないから、オーナーが気を使ってくれて、前のサロンオーナーと鉢合わせないようにしようとしてくれました。

そこで出た案が、『私は午後からお茶しに行かないと』ということになっていたようです。笑

何とも突飛な提案と思いましたが、やはり前のオーナーと会うのは変な緊張が走ります。

しかし、悪いことをしたわけではないし、色々あったけど、私の中では昇華されたことだったので、お茶(隠れること)には行かず、堂々と会うことにしました。

次回、前サロンオーナーと久々の対面!

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