ゲームから学べ!僕が好きな遊びから得たマーケティング力3選
突然ですが…、
本記事では僕が愛してやまない遊びを2つ紹介させてください。
このnoteは「デジタルマーケティングのノウハウ情報を発信」を銘打っているのになぜか?
まぁ、それは後ほど。
こんにちは、第1デジタルマーケティングの橋村です。
早速ですが、愛してやまない遊び2つとは「人狼ゲーム」と「大喜利」です。
どれくらい好きなのかというと、
どちらもプレイヤーとして毎月、休日になると1人で専門店に赴くし
ほぼ毎日のように動画等を見て練習や研究をするほどです。
(この好き度合が、この後の話の権威付けになってほしいw)
どちらも割と有名なゲームですので、ご存知かもしれませんが
念のため、どのような遊びなのか軽く触れておきましょう。
【人狼ゲーム】
いわゆる正体隠匿系と呼ばれるジャンルの代表格ゲームで、
約10人前後の村人(プレイヤー)の中に、人狼(敵)が紛れ込んでおり、
プレイヤーたちは、議論と投票を行い
村人は人狼を多数決で追放を目指し、
人狼は、追放されないように村人を欺き追放を免れるというゲームです。
詳しくはこちら
https://ja.wikipedia.org/wiki/人狼ゲーム
【大喜利】
こちらは、前述の「人狼ゲーム」よりも言わずもがな有名な遊びですね。
特定のお題に対して面白い回答をする、ただそれだけです。
TV番組等でもお笑い芸人さんたちがされてますね。
ちなみに、昨今は大喜利も競技性が増しており、
加点方式と呼ばれる、各回答ひとつひとつを都度採点し、その得点の積み上げ合計で競う方式や
印象方式と呼ばれる、いわゆるベストアンサーを競う方式などがあります。
そろそろ本題と行きましょうか。
なぜ、これらのゲームをわざわざ本noteで紹介するのかというと、
これらのゲームを通じて身に着く能力が貴方のマーケティング施策を促進すると考えているからです。
「いやいや、ほんまかいな?」と疑念の声が聞こえてきそうですね。
それは一体どういうことなのか説明させてください。
能力①: 発言を伸ばす力
紹介したゲーム2ついずれも、進行に於いてトークがその主体となるゲームです。
▼人狼ゲームにおいて
人狼ゲームでは、追放対象を決める際に議論が必要で、
その場面で発言が伸びない者はそれだけで追放投票の対象となりやすいです。
(ある意味残酷ですが、発言量の少なさを参加意欲の薄さと変換されて揚げ足取られることも…。)
それに、発言が多い者は、今後のゲーム展開上必要な要素を出してくれる人として、生き残りやすくなります。
▼大喜利において
大喜利でも加点方式に於いては、回答数が多い方が単純に得点を積み上げやすく
逆に言えば、発言量が少ない者はそれだけでゲーム上不利となります。
思っている・考えているだけでは駄目で、それを言語化するということが必要になってきます。
▼業務に置き換えると
マーケティング施策を考案する際、
おそらく大抵の場合は、部署やチーム内でMTGを行い、諸々の意思決定を行っていく流れかと思います。
その場に於いて、発言が少ない者に比べて、多くの発言が出る者の方が、
シンプルに確率論的に考えても、良い意見が含まれている可能性が高いと言えるのではないでしょうか。
まず何より「発言をたくさんする」という癖が身に付きます。
能力②: 根拠を持つ力
ここでいう“根拠“とは、論理的であることや、知識・経験が伴っていることを指します。
▼人狼ゲームにおいて
人狼ゲームに於いて、上述の通り発言量を稼いだとしても、
その意見に筋が通っていないと、周りのプレイヤーには上手く伝わりません。
伝わらないだけに留まらず、その発言がきっかけで逆に怪しまれるまでありえます。
▼大喜利において
大喜利の回答で、ウィットに富んだボケをするためには知識が欠かせません。
引き出しがあるからこそ、その引き出しにシナプスが通じうるのです。
▼業務に置き換えると
いや、置き換えずとも、これはそのままですね。
施策の考える上で、他社事例を知っていることや、
以前に似たような施策を実施した経験があること、
そしてそれらを論理的・体系的に捉え展開できることが重要になってきます。
なんとなく雰囲気で中身の無いそれっぽいことを言うのではなく
根拠をしっかりと整える力が身に付きます。
能力③: 潮流を読む力
①②が出来るようになった頃、きっと貴方は正論を大声で振り翳すことが出来る
いわゆる“ロジカル・モンスター“になれていることでしょう。
そんな貴方と話をするの、ちょっとしんどいです。
これではいけませんね。
▼人狼ゲームにおいて
人狼ゲームでも勿論、貴方は最も嫌われるプレイヤーの1人となっていることでしょう。
きっと周りのプレイヤーも貴方の意見に一定の理解を示しつつも
心情的には追放したい対象となってしまいます。
こういうプレイヤーはギリギリの盤面に於いて負けます。
さらに「逆に」論ではありますが、あまりに論調が強固であればあるほど、
そういう嘘を事前に用意している人狼なのではないかと疑われる可能性すらあります。
議論の流れを捉え、足並みを揃えたり、寄り添ったりする力が必要です。
▼大喜利において
大喜利に於いても、皆が知らなさそうなニッチな前提知識が必要なボケをしても
聴衆が笑ってくれることはないどころか
鼻を膨らませて意気揚々と小難しい回答をする貴方に、むしろ笑いたくなくなってくることでしょう。
▼業務に置き換えると
あらゆるマーケティング施策を行うにあたって、
他部署や上長、外注先等、様々な人との連携が必要不可欠です。
そうした相手を慮ったスムーズな施策展開を行える人物こそが組織で重宝される人材と言えるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
これら①~③の能力が、業務上必要な能力であり、
それらが遊びを通じて身に付くのなら、そんな楽しいことはありませんよね。
ちなみに、これは余談ですが、
①でも述べた通り、これらのゲームはいずれもトークが主体となるゲームです。
これからの季節、人事異動や新卒入社等で、チームメンバーも刷新されるタイミング、
ゲーム性をチームビルディングの一環に取り入れることで
交流と育成を兼ねてみてはいかがでしょう。
ファシリテートしてくれるゲームマスターが必要であれば
お気軽に連絡ください。
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