私の父は「超」がつくほど、心配性💦💦
父の人生が苦労ばかりだったとよく聞かされていて、自分の人生を良く思っていない父は、私たちこどもの人生に口出しをすることが多い。

まだ、私自身が、親の言うことが全て正しくて、親に反抗してはいけないとか、親が言うことは絶対っていう思い込みで生きていた時は、父親の言うことに従うことが良いことだと思って、生きていた。

それが、人生が上手くいく方法だと思っていたし、正解だって思っていた。どんだけ、親のこと信用しているんだろうって感じだけど。
素直な私は、親の教えを信じていたんだよね。

親にひかれたレールを進めば、間違うことはないんだって。

そんなことを、思いながらも、生きていく上では、困難って思うことや、試練がやってくるよね。そんな時に、相談したりするけど、私と同じ状況を経験している訳ではない親の意見って、役に立たないことも多い。
それでも、時には、自分の視点を広げてくれたり、私を信じてくれることで救われてきた。

成人してからは、特に、父とぶつかってしまうこともあった。
何が嫌かって、私の話を聞いているようで、私の気持ちまではわかってくれない。わかっているようなそぶりで話すけど、しっくりこない。挙句の果てには、わけわからない話にまとめてしまって、それ以上考えてくれない。
または、父の意見を一方的に正しいと言わんばかりに伝えてきて、「そうしなさい」って命令してくる。最近は、私の方が上手になったのか、私が、難題をぶつけるから、父は「難しいなぁ」で、話を終わらせようとする。

そんな、こんなで、お互いの気持ちが離れて行ってるように感じることもある。一時は、私が、すぐに、怒り口調で言ってしまうから、父が嫌になってしまって、「すぐに喧嘩になるから、いらんのや」って愛想をつかれて、私が号泣したことがある。（これ、長男を出産して1か月もたっていないときの、私がホルモンバランスが超不安定な時だった）

その時に、私は、悟ってしまった。父は、私のことが「嫌いなんだ」って。そんなこと、言ってないのに、嫌いやって言われた＝私のことを好きでないってなってね。私は、優しい父のことが好きだったのに、その時から、父への信頼はなくなってしまっていたんだよね。今、冷静にこの出来事を振り返ってみると、喧嘩になるのが嫌って言われただけなのにね。

それから、長い年月がたって、父にも、私にも、たくさんの困難や試練があって、どういう訳か、そのたびに、私が、父の相談役になっていった。今なんて、自分の父に偉そうにも、こうした方がいいんじゃないかなって、アドバイスまでしてしまう。父は、娘からそんなこと言われても、素直に受け取ってはくれないけどね。

最近は、父は、妹のことが気なって仕方がなくて、過干渉になってしまって、妹と喧嘩。愚痴を聞いてくれって、電話があった。妹からも、父と上手くいかなくってってメール。ふたりから、相談されて、まいったなと思いつつも、両方の、意見というか、気持ちと状況を聞くことが出来て気がついたことがあった。

それは、父は、私たちに心配のあまり過干渉になってしまってることなんだけど、それって、よくよく考えてみると、父の「愛」なのかなって思ったの。それを、私も、妹も、まあ、他の姉妹とか、姪っ子とかが素直に受け取ることが出来ていないから、父をうっとおしく思ったり、遠ざけてしまったりしてしまうんだなって。

ただいま、喧嘩真っ最中の妹にはそれを伝えたいなと思う。

父、本人も、自分の愛に気がついているのか、いないのか。
まあ、愛の表現というか、相手への愛の渡し方を少し工夫すれば、もっと、父が私たちにも、父自身にも、愛を注いで受け取ることが出来て、お互いに幸せになれそうっだなって思った。

これに、気がついてしまったから、今度からは、父の愛情に対して、きちんとありがとうと感謝を伝えていこうと思っています。