ファイト・クラブ

久しく更新してなかった。
あれから井伏鱒二の「荻窪風土記」を読み、チャックパラニュークの「ファイト・クラブ」を読んだ。
前者は荻窪に近いところに住んでいたので読んだ。当時の社会の様子、小説家の暮らしなどが詳細に記されてて面白かった。
後者はなんとなく読んだ。不眠症の主人公が、患者のふりをして精巣ガンの互助会に入って「生」を感じることで安眠を得るという最初の設定にグッと引き込まれた。一方で、タイラーのアメリカ製ともいえるめちゃくちゃな行動にドン引きもした。わたしはこれを見たとて破壊衝動には駆られなかったが、読み物としては、そこそこ面白かった。救いはなかった気がするので、映画を見ようとは思わなかったが、ブラピがかっこいいなら、見てみたい。

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