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149「起業家への道21 鶏と卵の問題」

日々の業務お疲れ様です。

ふと思ったこと。


商品、サービス、コンテンツを作る際、非常に大事なのは受け取る側が理解しやすいかどうか。内容は複雑でも誰でも簡単に利用できるような設計がされているのがmust haveだろう。
そんなことを考えていて、アンパンマンってめちゃくちゃ凄いコンテンツであり内容だなと改めて思った。

アンパンマン=パン
パン=食べ物
食べ物は菌が増殖すると腐ってしまう。だから雨に打たれると力が無くなる。
この方程式をキャラクターに変換させることでバイキンマンや食パンマン等を作ることができた。
長期的に続いている企業や漫画やアニメに共通するのは内容がシンプルで簡単なこと。
この点は非常に大切だね。


さて、今日は「鶏と卵の問題」というテーマでお話ししたい。


現在主流となっている、プラットホームサービスやシェアリングサービス。
プラットホーム上に多くの人を集めることでビジネスモデルが完成する。


このサービスを構築する上で抑えておきたいポイントが「鶏と卵の問題」。
これは良く言われていることだが、改めて復讐がてら説明しよう。

鶏と卵の問題とは?


「卵が先か鶏が先か(たまごがさきかにわとりがさきか)」とは、どちらが先なのかがわからないことを意味する言葉。「鶏が先か卵が先か」と逆に表記することもあるが、意味は同じだ。


どちらが先なのか因果関係がわからない疑問やシチュエーションに対して「卵が先か鶏が先か問題のようだ」と使う。


この考えをプラットホームサービスを構築する上で何が重要なのかというと、「売り手を集めるのが先か、買い手を集めるのが先か」見極めることだ。

たとえば、Uber eatsのようなデリバリーサービスは出店数を集めるのが先か、配達員を集めるのが先か考える必要がある。

結論から言うと、売り手側(出店者)が先だろう。
先に配達員と買い手(消費者)を集めたとしても、そもそもの出店者数が少なければユーザーは不満に感じ、すぐに利用するのをやめるだろう。
なので、先に売り手側にアプローチすべきである。

メルカリやラクマ等のCtoCプラットホームサービスを運用する上でも同じことが言える。


最後に、、

なぜ、今プラットホームサービスが主流になっているのか?という問いについて説明する。

先程挙げたUber eats は、ユーザー(注文者)とレストランパートナー、配達パートナーをつなぐ「市場プラットフォーム」といわれるビジネスモデルである。

ウーバーイーツのような市場プラットフォームのビジネスモデルが注目されているのは、ネットワーク外部性が働くからだ。


「市場プラットフォームは、市場の二者以上の参加者の相互行為及び相互取引を支援する。例えば、一方の参加側の参加者がより多く参加すれば、他方の側の参加者も増えるようになる」というメカニズムが働く。


 市場プラットフォーム競争で勝ったプラットフォーマーが高収益になるのは、こうしたネットワーク外部性によって、市場を寡占化、独占化し、価格をコントロールできるからである。



プラットホームサービスは、一度構築出来れば長期的に収益を挙げることができる。


構築するまでは、時間が掛かるかもしれないけれど長期的な収益は挙げれるので面白いのではないか。


双方のメリットを考えて何が良いのか考えてみよう。


それでは、また明日。


今日も1日頑張ろう!!


#note #起業家 #社会人 #ビジネスモデル #プラットホームサービス #Uber eats #市場 #ネットワーク外部性 #メルカリ

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