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659.会社員→フリーランス→会社経営までの道のりについて。

起業するハードルが下がった現代で、起業を目指す方が増えているみたいです。
僕自身、起業に対して大賛成でやりたいならやった方が良いと思っています。
起業やりたい!と思ってやらない人が多数なので、考えただけで終わらずに行動することがかなりのハードルなんだと思います。

今日は、僕が会社経営にまで至った道のりを共有することで、今後起業したいと思っている方にとって役立つ情報発信になるんじゃないかなと考えてます。

起業自体はハードル高くないので、ネックになるのが、

・起業の準備
・起業後の継続性

この2つだと思います。

言ってしまえば、会社作って登記さえしてしまえば、社長にはなれますので、ここ最近名前だけ社長、実態は何にもないみたいな会社を見かけます。

ブランディングの1つとしてやられているそうです。

作ることは簡単なので、作るまでの準備と何を考えて行動しておくべきかのロードマップを描けない人が多いのでは?

加えて、起業後のイメージが湧かない人が多いのでは?

と思っています。

会社員→フリーランス→会社経営までどんなことをやってきたのかを説明します。

「起業前の準備」

まず、新卒で人材のベンチャー企業に就職しました。入社したものの、起業したいと気持ちが強くなり、半年で退職しました。すぐ辞めることはあんまりオススメしません。
絶対、社会人数年経験した方がいいんじゃないかって思います。
これは、安定志向の強い方は絶対に数年経験すべしです。

僕は、年齢も若かったので「まぁ、いけるっしょ」というそこまで不安とか心配はなく、突っ込みました。
当時のことを思うのは、それでよかった。
あのタイミングで独立してなかったら、生涯独立してなかったかもしれないと思います。

独立までの流れは以上で、フリーランスになってから何をしていたのかというと、

「ひたすら営業して起業資金を集めた」

自己資金は大体200万円ほど準備し会社を作りました。何に使うかは別として、起業してから仕事がない状態でも生活できるお金があった方が思い切ってチャレンジできます。もちろん、創業融資や投資家を募った外部からの資金調達も手段として良いかと思いますが、僕の事業は資金調達なしでも開始できるサービスなので使用用途がない状況で借りる必要がないので借りていません。

起業前にどれだけ頑張れるのか重要で、起業資金を貯める、個人の成果を残すなど、フリーランス、会社員時代にしっかり目標達成をした上で起業しないと中途半端な状態で取り組むのはあんまりオススメしないです。

勝負することは大事ですが、勝負の前の準備の方が大事なので、その準備をどれだけできたのかによって上手くスタートダッシュ切れるか決まります。

会社員、フリーランス時代にやっておくのは、「準備」です。

具体的には、起業資金を貯める、事業計画を作る、成果を残す、起業までにできることをノートに書いて、しっかり準備しましょう。

ちなみに僕の準備は、営業での成果、クライアント開拓、リスト作成、テストマーケティング、市場調査、サービス資料作成、SNSの発信などを取り組みました。

会社作る方法は、僕が語るより、マネーフォワードさんがまとめられている内容を見た方がわかりやすいです。

僕はこの流れで会社を作りました、正直めちゃくちゃ簡単でびっくりしました笑。皆さんも是非。

「起業後の継続」

冒頭でお伝えしましたが、会社作るのは簡単で社長を名乗ることも簡単です。20万払えば誰でもできます。

難しいのが、「事業を作り成長」させることです。
どんなにすごい社長でも最初はただの経営者です。売上、利益0円からスタートします。1円の仕事でも、笑われる仕事でもとにかく開拓し売上を作り成長させていく。そのくらいの覚悟がない人に会社経営は務まらないと思います。僕も仕事をもらうために毎日何百件も電話し仕事をもらうためにどうすればいいのか考え行動していく。世の中にある成功話とは全く違う現実で、これが会社経営なのか、こんなに仕事をしているのかと改めて感じました。

この毎日にはすぐに慣れます、仕事をもらうのは断られて当たり前、それでも自分の会社、事業を成長させるためにひたすら営業、営業。

そこでやっと開拓できた日のお酒は格別に美味い。
「キンキンに冷えてやがるっ………!!」とカイジの気持ちになった感じです。とにかく最高なんです。

無名の会社が仕事を取るというのはとてもとても難易度が高いです。
めちゃくちゃ大変です。這いつくばりながらでも仕事をもらう度胸と根性がないと心折れてやめてしまいます、、、。

会社を経営するというのは、終わりのないマラソンを走る覚悟ではないと途中で走るのをやめて、会社員やフリーランスに戻る方が多いのがその理由です。僕も思いますが、継続させるのは非常に難しいです。
あれやこれやと新しいことに取り組みながら改善して、また挑戦しての繰り返し。会社員でやっていた言われた内容をこなすとは全然違います。

継続させるためには、同じ仲間を持つ必要があります。
1人でやるダイエットよりも誰かと一緒に取り組むダイエットの方が成功しやすいことをライザップが証明したように、起業も1人で取り組むより起業仲間と交流しながら取り組んだ方が継続します。

あいつも頑張っているんだから俺も頑張ろう。

この仲間が居るから、俺も頑張れるといった人脈は大切ですね。

今回の内容は、どんなビジネスをするのかといった話ではなく起業するまでの道のりとその後の現実について書きました。

起業・独立のハードルは下がっていますが、それはあくまでも取り組む前の話であって、起業後のハードルは高いです。継続すること難しいです。

少しでも今後の参考になれば嬉しいです。

明日からも頑張りましょう。


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