走れるうちに走っておく

2022.11 くらいのこと

久しぶりに終電まで飲んだ。この街の中では都会的な場所で、一軒目、二軒目とまわった。

私鉄終電二分前。ああ、この時間だったらちょっと遠いけどJRまで歩いた方が確実だな。そう思って諦めようとしたら、
「走ったら間に合うよ」とお馴染みの先生に言われた。

ひさびさの飲み会で一軒目からそこそこにハイペースだったため、かなりふわふわして楽しい感じだった。同じように上機嫌な後輩と、若者2人で人気ひとけがない街を駆け抜けた。

こんなになるまで食べられないって感じるくらい食べてふくれたお腹とアルコールがぐるぐるおいかけっこをしていて、ふつうに気持ち悪かった。

けど、

ああ、わかもののノリってたのしい。身体を使ってはしゃぐこと。
ひとりじゃできないこと。この先ずっとほしいもの。

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