見出し画像

グリヨン カルケール 2018

グリヨン カルケール 2018
バランスがすごい良いです。イチゴのキャンディーみたいに綺麗な甘みがあります。旨味もあって、甘ったるくなくとても美味しい薄旨系。グリヨンさんはお気に入りです。

以下インポーターより

9歳の時少年の心を掴んだ魅惑のワイン

2010年6月 ローヌ地方タベル近郊に現地で注目の若手生産者を訪問。ル・クロ・ デ・グリヨンのニコラ・ルノーは「9歳のとき、シャトーヌフ・デュ・パプで行われた試飲会が全 ての始まりでした。」と語りかけました。大人が集い、ワインを囲んで社交するその輝かし い世界を子供ながらに体験し、知らぬ間にワインの魅力に誘惑されその虜になっていま した。しかし彼の家族や親戚にはワイン関係者などいるはずもなく、この世界に憧れを 持ったまま時は流れていきました。興味があった歴史と地理を学ぶのに集中し、教師の道を選びました。しかしローマ時代の歴史や地形測量など、自然とワインへと繋がってい くものばかり・・・大学の休みにカーブで働き、暇があれば醸造家を訪ね、自学でワインを 学びアマチュア用の試飲コンクールに参加するなどワインを趣味として割り切っていたニコ ラですが、ある日、やはりワイン生産者になる夢を捨てきれずにいる自分に気付いてしまったのです。

夢への第一歩、ビオロジックへのこだわり


2005年ついに第一歩を踏み出したニコラ。教師を辞め、自分の知識、そしてコート・ デュ・ローヌで友人になった生産者を頼りに、ワインの道へ進むことを決めました。2006年 3月、最も尊敬するジャン・ポール・ドメン(ドメーヌ・ヴィルランベール・ジュリアン)の下で働 き始め、ラングロールらとの交流を深めていきました。2007年、祖父から受け継いだ土地 を売り、ロゼの銘醸地タヴェルから南西6kmに位置するロシュフォール・デュ・ガールに 4.5haの畑を購入しました。同年8月にはジャン・ポールの元を離れ自分のドメーヌを設 立。小さな区画にいくつもの品種が混じる「コンプランテ(混植)」といわれる畑は10年近 く放置され野生化していたため「そんな畑を買うなんて頭がおかしいんじゃないのか」と何度となく言われたといいます。ビオロジック栽培も昔ながらの地主さんたちには理解し難いようですが、「クレイジーだと思われても自分が正しいとおもうことはやり通す」とニコラは自分が選んだやり方を断固として変えず、ビオロジック栽培を貫き通しています。

dur(固い、重い)なワインを好まない独自のセンス

彼の目的は醸造家になり、個人のカーブを持つこと。しかしニコラはカーブを持つ前にまず「醸造能力」そして「テロワールのポテンシャル」を確かめる 必要があることを十分に理解していました。2007年9月、彼は自分の家のガレージをカーブへと建て直し、20hlだけ醸造してみました。ロー ヌ地方のdur(固い、重い)なワインを好まないニコラのセンスは繊細で、結果は思っていた以上に素晴らしい出来栄え。自分自身も大いに納得し、 これを機にル・クロ・デ・グリヨンが本格的にスタートすることとなりました。

見極めるミクロクリマ

多岐に渡る品種が渾然と鬩ぎ合う畑は43区画に分かれ、「品種によって熟す タイミングはもちろん違うけれど、ブドウの樹1本の中でも日の照りや風の抜け方が違う、まさにミクロクリマなんだ。だからブドウの個性ごとに収穫することができ自然とバランスが取れる」と言います。砂地が多い区画は馬で耕し、樹齢の高い区画は微生物の働きをかえって悪くしてしまう為あまり耕し過ぎないようにするなど畑によってそれぞれの手当てを行っています。そのためブドウがとても良い状態で収穫され、そのポテンシャルの高さがワインの 味わいに反映されているのです。良く選果した完熟したブドウは自生酵母のみで自然発酵、ステンレスタンクでシュールリー熟成後、無濾過、SO2 無添加もしくはごく少量を添加し瓶詰めされます。  地質学を極めたニコラならではの畑と真摯に向き合う職人気質な姿が今でも目に焼きついています。是非ご賞味いただき体感して下さい。


=====================

見ていただいてありがとうございます。
noteでは
"だんだん自然派ワインに詳しくなっていく"
ような投稿を心がけています。Instagramと並行して挙げている毎日のレビュー記事と、週一での投稿を目標にしているまとめ記事とを継続してお届けできればと思います💪💪
お気軽にフォローをよろしくお願い致します。
フランス全土🇫🇷を網羅するような大きなまとめ記事などは有料記事にて書こうかと思っております。。
それまでは是非とも記事にスキをつけていただけるか、もし気に入っていただけたら投げ銭機能ご利用いただければ励みになります😭
是非ともよろしくお願いいたします🙇‍♂️

=====================

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?