桃や梨、ぶどう、柿etc…。
これからの季節、夏の太陽をたっぷり浴びた果物たちが熟し、最も美味しい季節を迎えます。

スーパーマーケットでも旬の果物は多く並びますが、採れたての一番美味しい果物が農家から自宅に直接届いたら、とっても幸せだと思いませんか？
生産者を近くに感じることができ、安心面でも心強いと思います。

また、生産者側にも良い点がたくさん。
予約販売をすることで、確実な収益を見込むことができるだけでなく、おおよその生産量を把握できるので食品ロスにも繋がります。
さらに、収穫がない時期＝収益がない時期も、予約によって売り上げを立てることができるのです。

このように予約販売は、双方にとってのメリットがたくさんあります。
そんな夢のようなサービスを立ち上げようとしているのが、長野県を拠点にリンゴ農家を営む『フルプロ農園』さん。
生産者と消費者が直接つながることのできるような”果物の予約販売サイト”をスタートさせるために、クラウドファンディングに挑戦しました。

現在、インターネットを通しての果物の予約販売はとても増えてきています。
しかし、彼らが思い描く予約販売のサイトは、他とは少し違った特徴があります。

よくある予約販売は全国各地から果物を購入することができますが、プラットフォームとなる場所は大抵都心部にあります。
インターネット販売や仲介サイトを使うノウハウがあれば簡単にできることなのですが、高齢者が多い農業界。
方法がわからず、諦めてしまう方も多いかと思います。

そこで彼らが考えた予約販売サイトの特徴が、
『生産者の対象エリアを限定すること』と『若手農家が全面サポートすること』。

サイトを運営する若手農家の方が直接会い、予約販売のサポートをすることで、ノウハウを知らない農家でもサイトに出品することができます。
そのためにも、まずは彼らが直接会いにいけるエリアに絞ることにしたのです。

『フルプロ農園』さんは以前にも、りんごの高密度栽培を実現するためにクラウドファンディングに挑戦し、見事成功させています。
【前回のクラウドファンディングページはこちら】

日本の農業の問題を解決すべく、新たな取り組みに挑戦した今回のクラウドファンディング。
目標金額は100万円と大きな壁でしたが、見事成功しました。

リターン品は長野の魅力的な果物たち。
とっても美味しそうで、私も購入して見たいと思いました。
予約販売サイトがスタートするのが楽しみです。