【じんごろう農園】発酵肥料で耕作放棄地の土壌を改良したい。


近年、日本の農業において深刻な問題になりつつある『耕作放置地』。
このブログでも幾度となく紹介してきたかと思います。

年々その面積は増え続け、今や琵琶湖の面積の5倍以上もの土地が、手つかずの畑と化しています。

その一方、耕作放置地は新たなビジネスチャンスにもなり得ます。
かつて畑だった土地なので、0から農業を始めるよりも土壌が整っており、そこで農業に挑戦する人も増加しています。

『じんごろう農園』の代表、村岡恒治さんもその一人。
かつては全く違う業種で働いていた村岡さんですが、東ヨーロッパでの留学を通し、野菜の美味しさ、食育の大切さを痛感。

帰国後、耕作放置地を使って農業を始めることにしたのです。
そうして農業の勉強をしていくうちに出会ったのが、微生物と酵素を使った肥料での有機栽培。
これらの力を使った『発酵肥料』によって育った野菜は、とても美味しく内側から健康的になれるような味。
この栽培方法で、様々な種類の野菜を育てていこうと決めました。

そのためにはまず、耕作放置地を整えて、野菜を育てられるような状態にしなければなりません。
それに必要な資金を集めようと、今回のクラウドファンディングに挑戦しました。

残念ながら未達成で終わってしまいましたが、耕作放置地を再興させようという取り組みを多くの人に知っていただけたかと思います。

今では耕作放置地を使って新たに農業を立ち上げようという人へのサポートや補助金などのサービスも増えつつあります。
こうして多くの畑が復活し、日本の農業が元気になっていくといいなと思います。

【クラウドファンディングページ】発酵肥料で滋賀県湖南市の耕作放棄地を土壌改良し美味しい野菜を届けたい!


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