日本の耕作面積は年々減少しているそうです。そんな中、島根県にある坂本地区の耕作面積はほぼ横ばい。地域の方々が一生懸命守ってきた証拠です。

今回は坂本地区の存続を目指した、四つ葉振興会の皆さまの挑戦を紹介いたします。

坂本地区は山以外、ほぼ農地。つまり、農地を維持することは地域を維持することになります。言い換えれば、農地がなくなれば、地域がなくなることと同じです。

しかし、人口減少による担い手不足、さらには生産者の高齢化による離農問題が深刻化しています。

四つ葉振興会の皆さまは坂本地区の農地、すなわち地域を守るため、地域ブランド米「浜田・旭のうまいもん『坂本』（通称『坂本米』）」を立ち上げました。

この坂本米は真空パックでの販売を目指しています。そうすることで遠方でも販売することができ、全国に坂本米のファンを増やすことができます。
つまり、地域の枠を超え、全国へと支援の輪を広げていくことで、坂本地区を残すことに繋がるということです。

坂本米のおいしさの秘密は、坂本地区の豊かな自然環境。田んぼには中国山地の山々から清らかな源流が流れ、夏場には寒暖の差が生まれます。
これによりお米にたんぱく質がしっかり蓄えられ、おいしいお米が育つんだそうです。

そして坂本米は特別栽培米でもあります。特別栽培米とは、通常の栽培方法に比べて、農薬と化学肥料の使用を5割以下に抑えたお米。
坂本の風土を感じながら、安心安全なお米が味わえる。さらに坂本地区の支援となる。こんなに素敵なことはありませんよね。

四つ葉振興会の皆さまの挑戦は、支援の輪が広がり見事成功となりました。遠く離れていても、農産物などを通して力を合わせ、支援の輪をどんどん繋げていきたいですね。

極小集落「浜田市旭町坂本地区」を残すため！全国に坂本米を届けたい！
https://faavo.jp/shimane/project/3033

●問い合わせ先
四つ葉振興会（今市地区まちづくり推進委員会）
電話：（0855）45－1757
FAX：（0855）45-1203
E-mail：sakamotomai@gmail.com

●資金の使い道
真空包装機の購入及びパッケージの作成、リターン品の準備・配送費

【公式】食活オリエンテーリング
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