失敗することが出来る

本を読むと、失敗を経験できる。
なぜ失敗を経験すると成功できるのでしょうか。

それは、『成功は失敗の先にあるもの』だからです。

多くの人は、成功と言うのは「いろいろな選択肢がある中で、運よく成功という選択を選び取ることで達成するものだ」というイメージを持っているかも知れません。
もし、「トランプの中に成功と言うカードが１枚あり、全部裏返しにして運よくその１枚を引いたら成功出来る」というように、わずかな可能性の成功を運よく選び取った人が成功する。とあなたが考えているのなら、それは間違いです。

私の経験や多くの成功した人たちの行動や考え方を見ていると、成功と言うのはそんなものではありません。
成功とは、とりあえずカードを沢山めくって、失敗というカードを沢山裏返して除いていき、最後に残ったカードなのです。
ですから、『成功するための秘訣は、カードを１枚でも多くめくること＝失敗をたくさんすること』になるのです。

『失敗＝成功の原因である』ということに気づけば怖いものはなくなる
このように失敗は、成功の原因であると理解すると、世の中で怖いものは無くなります。
失敗すればするほど成功へ近づいてくるという事を心から信じることが出来れば、世の中から「マイナスの失敗」という考え方はなくなるでしょう。
よく、「失敗は成功の元」という言葉が使われますが、この言葉はまさに事実。この言葉の意味を真に理解すれば失敗を恐れる気持ちはなくなります。

「他人の失敗を自分の失敗として学ぶこと」は非常に重要なポイントです。
なぜなら、自分自身だけで経験できる失敗の量はとても限られているからです。
だｋら、自分だけの失敗だけではなく、いかに他人の失敗を自分の失敗として経験できるのかが重要になってくるのです。