私たちは99.99%がガンダムになれない
13時間かけて書き上げたnoteの記事が強制削除された。
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13時間かけて生成AIの歴史と現状を執筆したらアップロードできなかったため、2時間加筆修正してアップロードしたら、今度は1週間後に削除され、規約違反のため削除したと警告メールが届いた。
今度、規約違反したらアカウントを削除すると書かれていた。
どこに規約違反があるのか説明されていないため、修正しろと書かれているのだが、修正のしようがない。
メール本文には修正するなと書かれており、どちらを選択したらいいのかも分からない。
学術論文を書いたのに、どこに瑕疵があり、問題があるのか明文化せず(コストカットのためだ、見ちゃいない)、どうしたらいいのかも分からず、返金処理もできない。
15時間も書いたのに。
ちょっとしばらく休みます。
インターネットはレバレッジしている。
簡単にコピーできるから、レバレッジしている。
出版業界もそうだ。
レバレッジしている。
2023年度、日本には793校の大学がある。
それぞれの大学には経済学部が存在し、大学教授がそれなりにテキストを作ったり、作れる能力を保持している。
経済学の教科書を皆が書ける。
1大学1教授だとしても(ほんとうはもっと多いが)、793人の教授が教科書を作ったり作れる能力を持っている。
しかし本屋さんに並ぶミクロ経済学の書籍は、たったの2冊である。
あとは海外のハーバード大学教授、グレゴリー・マンキュー教授が書いた、世界一売れてる経済学書、マンキュー経済学のミクロ経済学編。
さらにノーベル経済学賞を受賞したらクルーグマンの経済学。
経済学の書架に並ぶのは大抵4冊である。
多くても5冊だ。
日本人が専有できるのは2冊。多くて3冊。
793人中2冊。
0.252%。
本の出版は利益が出る書籍のみ出版される。
そして本とはレバレッジ(印刷による複製・コピー)ができる。
黒字を出せるほど売れる経済学書は上位2冊程度なのだ。
なぜなら、コピーされると一番上質でわかりやすい、そして論理的で優れた経済学書だけが売れるためである。
一番良いものだけが大量に売れる。
コピーされる。
印刷所の活版印刷機(正式名所知らんがなw)が、グルグル回転する。
99.748%の大学教授は敗北する。
売れないから。
売れても少しだから。
出版しても赤字だから。
出版オファーすら来ない。
赤字になるから。
0.252%の教授だけしこたま儲かる。
なぜなら一番良い経済学書だけが大量に売れるためである。
黒字化され、本屋に並ぶためである。
ガンダムは売れてもガンキャノンは売れないのだ。
99.748%は負け組。
大学教授なのに。
0.252%の教授が勝ち組。
レバレッジ産業は格差を生むのである。
ポケモンだけが売れるのだ。
ガンダムだけが売れるのだ。
聖戦士エルガイムは売れないのであるw。
ユーチューバーもブロガーもインターネットはレバレッジ産業である。
複製コストはほぼタダだ。
一番良い記事、一番良い動画を作ったユーチューバーだけが儲かる。
アクセスが集中する。
障害者だと障害者で日本一か2位にならないと食べていけない。
障害者366万3,000人中1位か2位の人のサイトだけアクセスが集中し、その2者だけが年収3,000万オーバーし、あとは全員所得ゼロで終わる。
出版社からオファーが来るのは障害者366万3,000人中2人。
なぜならレバレッジしているから。
コピーはタダだから。
本を出版しても、他は全部赤字になるから。
印刷と同じである。
1アクセスも100アクセスもサーバーの負担はほぼ同じなのだ。
(印刷はコピーにも少しはコストが掛かる。印刷工場で働くおじさんにも金を配っている、紙と製本にもコストが掛かっている)
noteをやるとアクセス数が減り続ける。
1週間経つとガクっと減る。
アルゴリズムのせいだ。
もっと書けとICT(情報通信技術)に言われる。
書けば書くほど減り続ける。
そして書かないとよりアクセス数が減り続ける。
なぜなら、私が日本一や2位じゃないから。
書けば書くほど不幸になる。
知ってる。
一握り以外全員貧乏人産業。
知ってる。
レバレッジ産業なのだから。
私たちは99.99%がガンダムになれない。
聖戦士エルガイムになれるw。
でも、だけど、15時間も書いた記事消されると落ち込む。
寝込んだ。
もう少し寝ます。
ふて寝する。
P.S.
別にnoteが悪いってわけじゃない。
そういう市場なのだ。
インターネットは。
堀江さん以外のインフルエンサーは全員貧乏人。
そういうことだ。
(おしまい)
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