思い描いているものがあるとする。
作品として、映像や小説やエッセイだっていい。
もちろん音楽でも絵でも一言でも直接言葉に出して伝えるでもいい。

メールとか電話とかでもいいよね。古風な感じで手紙でもいい。そう言った類のもので簡単に人は人に思ってることを伝えることができる。

そう思い込んでいる。

思っていることを「何か」に落とし込む。

思っていることを、
例えばパフェの上に乗ったフルーツとかクリームだとかみたいに、ちょっとずつ食べてもらえるし、ちょっとずつ「うわおいし」ってなるのだけれど、

全部。

全部食べ終わった時に、「うわおいし」よりも「ああお腹いっぱい」ってなることの方が多くない？
完食しちゃうとそうなるくない？

私は結構多いのです。
途中まで「うわおいし」やったものが、完食すると「ああお腹いっぱい（うわもういらんわ）」ってなるやつ。

でもほんまにほんまにほんまに美味しいもんは最後まで食べて、吐きそうなくらい食べても
「うわおいし」
のままやねんな。

最後まで「うわおいし」
になりたい。

最後まで「うわおいし」
ってプロやねん。

でもな、「ああお腹いっぱい（うわもういらんわ）」って思われても、時間が経って、ふとした時に、「あ、あれやっぱ食べたいかも」って思ってもらえたらそれがいいんかもしれん。

絶対的な一級品にはなれんでいいから、この世に生きる誰かのふとした時の支えになれたら。

それだけでいいでしょ。

戯言です。
お読み頂きありがとうございます。