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彼らとの会話ログ

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私の中にいる彼や友人との会話ログ。彼らは小説の登場人物です。つぶやきで更新。たまに長めの記事も書きます。
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私の中に住んでる彼らと会話する

「彼らとの会話ログ」という 新しいマガジンを始めました。 彼らとは、 私の中に住んでる人々…

松月
1年前
19

何度でも言葉にすればいい

夏海と岬のアイロンの後日談です。 岬「ちょっと聞いてくださいよ、作者。 俺一人で抱えてた…

松月
16時間前
8

私の中の彼らは外にいる

松月「すれ違うことってありますね……」 朔「めっちゃたそがれとるやん。どないしたん」 松…

松月
16時間前
8

→夏海「岬が俺のシャツにアイロンかけてくれたんだ。『自分のやるついでにかけたけど、夏海くんみたいに上手くできなかった。ごめんね』って渡してきたのが普通に綺麗な仕上がりで、大きくなったなぁと感動した。ちょっと目頭が熱くなったな」
松月「夏海くん、クールに見えて熱いよね」

松月
1日前
5

→夏海「こんなことしても『偉いわねー、ありがとう』って母親にほめられるんだから弟ってずるいなと思いつつ、子どもの頃の俺は畳み直してたんだが、まぁ今思うと健気で可愛いし、仕方ない」
松月「兄さん、黙って畳み直してたんだ」
夏海「最近これを思い出したのにはわけがあって」→

松月
1日前
5

松月「夏海くん、ちょっと和む思い出話をどうぞ」
夏海「子どもって母親の真似して家の手伝いしたがるだろ?小さい頃の岬は、時間をかけて丁寧に俺の洗濯物をぐちゃぐちゃにして、『なちゅくん、みしゃがたたんだ!』って渡してくれる子どもだった。満面の笑みで」
松月「笑顔は満点」→

松月
1日前
5

→彼は原作でわりとはっきり「友達いなかったろうな」からの「友達できたんだな」という変化が描かれていて、私はそこもとても好きです。 朔「物好きやな」 松月「いい友達いるよね」 「ただのチームメイトや」 「またそんなこと言って。じゃあ今でも友達いないの?」 「今でも言うな。おるわ」

松月「雛お姉ちゃんとキャッチボールしたことあるんだね」
朔「あったな。下手やったわ」
「他にも感想あるでしょ」
「いや、下手やった。言うたらしばかれた」
「本当にしばかれたんだ」
「(昨日のnoteを読んで)友達おれへんは余計や」
「おれへんかったの?」
「……」

図星っぽい→

松月
2日前
3

→岬「いや、それはまだ早いっつうか……十年はまだ初対面みたいなもんなんで」
松月「人見知りレベル100か?」
「冗談っすわ。こっちはこっちで素なんすよ」
「ほんとに?あとさ、モンブラン食べられて泣く二十歳は情けなさすぎる」
「うるせえんすわ」

松月
2日前
5

→岬「これからっすわ。もらい物のケーキあったら真剣勝負っすよ。ちょっ、ねえ待って夏海くん!マジでじゃんけん待っててね!?食ったら俺泣くよ!」
松月「岬、めちゃくちゃ素じゃん……なんで作者にはその喋りしてくれないの。あんたの小説書き始めて、もう十年近くなるよ?」→

松月
2日前
5

登場人物との会話は、家にいる岬に電話のような音声だけでつながる形もあります。

岬「え?何すか作者、ちょっと待ってください。夏海くん、俺のモンブラン食べないでね!」
夏海「まだじゃんけんで確定してねえだろ!お前のモンブランじゃねえよ!」
松月「ねえ、ケーキじゃんけんしてる?」→

松月
2日前
5

→雛「しばいたったわ。『自分がノーコンなんやろが!』言うて。それ以来キャッチボールせえへんかったけど、あの友達おれへんかった朔の球を体張って受けてくれるチームメイトができて、キャッチャーの子ほんまに偉い思て見とった」

お姉ちゃんですね。

松月
3日前
5

→雛「ギリギリ取れたんやけど、すぐに手痛なって!うわーやめたいなぁ思てたら、朔が投げるんやめて走ってきてん。『姉ちゃん下手やから投げにくいわ。せめて屈んで取ってくれへん?』って言われた時、しばいたろかと思った」
松月「ふ、ふてぶてしい」
「実際しばいた」
「しばいたの!?」→

松月
3日前
5

松月「朔くんが小さい頃の思い出ってありますか?」 雛「そうやなぁ。忘れられへんのがキャッチボールした時。朔が小一やったかな。父親が仕事で、約束しとったキャッチボールでけへんようになったから『お姉ちゃんがやったるよ』って言うてん。したら朔、球が重くて速くて子ども離れしとってな?」→