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長男=事業承継は決定事項?

おはようございます。事業承継コンサルタントのMasakiです。初夏ですね。この時期になるとradikoから「初花凛々」という曲が流れてきます。桜ソング前線の次はこれというイメージが付いている気がします。あとは福耳の「福耳 / 星のかけらを探しに行こう Again」かな?杏子姉さまの声が好きです。

前回書き出しで「中小企業経営者にとって、事業承継と相続は同じだ!」的な話を書きました。全てではなくても当てはまる事例は多いと思います。
 しかも長男が承継するパターンが多い。長男って何でしょう?親がいて、まあ、最初に産まれてきた男子ですけど、人間的に言えば長子です。

ここでは自分の経験もあるので長子ではなく、敢えて「長男」とさせていただきます。

うまれた瞬間からあなたの運命は決まってるのよ。だから良い子でいてね。なんて言われて真に受けた事はなかったわけでないけど、親としては年上って無意識に刷り込まれている気がします。大人になってからでも思うことはあります。

さて、事業承継と相続と長男ってある意味3点セット。いつから長男(長子相続)が始まったかというと

【長男相続】1898年(明治31)に施行された明治民法は、家督相続につき長男子優先相続を採用した。 これは江戸時代の武家社会の相続法を承継したものであって、農民の相続法とは一致しないものもあった。

今からわずか120年程前に制度化されてますがしっかりと社会に根付いてますね。安定的に社会を維持するにはベターな方法かもしれないと思うわけで。

本人の意思と周囲の環境

本人がどう想おうが、事業経営者にとっては事業承継は悩みのタネ。だから迷う前に長男に承継させるってのがある意味揉めないし、悩まないですね。

問題は長男、承継者の方です。継ぎたいのか継ぎたくないのか?周りの希望はともかく本人の考えを聞いて見ないでわかりません。
だから「継ぐよね?もちろん」的なスタンスで話は始めないほうが経験者としては思います。

あと、長男、長子には良い人が多い。いわゆる優踏生タイプです。周りの意図をくみ、自らには長男(長子)だからと刷り込みをして、対応しようとします。変な空気感を読んでしまって、自分の意思、本心を隠したまま来てしまうことも多く、それで病んでしまう人も多いです。

さて、では実際に承継するって何を承継するんでしょうか?
そこに次回以降切り込んでいきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました

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