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マーケティング担当になった約3ヶ月を振り返った話

笑屋株式会社のすずきと申します。
笑屋の同窓会という同窓会幹事代行サービスとWakkaというSNSのエバンジェリストをしております。

本日は部署異動をしてからの約3ヶ月を振り返える記事を書きます。
自分への忘備録と次の半年にこの経験を活かしていきたいと考えております。

新しい業務ができることへの期待

4月に新たに立ち上がったメディア事業部へと異動となりました。
部署異動が決定したのが今年の初め頃で、しばらく事務部署の後任も決まらず日々の業務のドキュメントを残していました。
並行して部署異動後はインハウスでWEB広告運用を行うということだけ聞いていたのでWEB広告に関する本を少しずつ読み始めていました。

GoogleAnalyticsは以前興味があると代表に伝えたことがあったので、閲覧権限をもらい、Wakkaのアクセス数などを確認しておりました。
ユーザーが少しずつ同窓会コミュニティを立ち上げていることを知り、嬉しく思いました。
このプロダクトを自分の手で広められるかも知れない!という期待がありました。

WEB広告への漠然とした向き合い方

完全に異動となる前に社内ミーティングに参加させてもらえるようになりました。
1月からWEB広告のインハウス化は先んじてスタートしており、専門用語などがわからない私はとにかく議事録残しを率先して行いました。
運用する広告は同窓会幹事代行の拡散Wakkaの拡散でした。

3月になり、WEBレポートの出し方や数値のまとめかたの研修が始まりました。
曲がりなりにもメモを取りながらまとめていくのですが、今考えると本質的な部分の理解は非常に浅かったなと思います。
正直、毎日行っていれば落とし込めるのではないかという見立てでおり、この苦悩が5月まで続いていました。

ほんのり聞いたことのある広告用語との戦い

4月に入り、本格的にメディア事業部としての業務がスタートしました。
エバンジェリスト(見習いですが)という肩書もいただき、気合が入りました。

3名(デザイナーともう1名のマーケター)でのスタートだったため、カジュアルに始まりましたが、方針や方向性はこの時点で未定でした。

私はまず、毎週WEB広告のレポートをまとめることから定着させようと思いました。

まず苦戦したのは専門用語でした。
CVはなんとなくわかってはいたのですが、具体的な定義が不明でした。
CVRやCPAなどは検索して意味は理解できたのですが、実際に目の当たりにしてみないとわからないな、という印象でした。

そして、最初の躓きがありました。

- CPAはどれくらいを基準にするのか
- CTRは高いほうがいいのか
- CVRはどれくらいが目標なのか
- CPCはどれくらいであれば問題ないのか
- フリークエンシーとはなにか

などです。

WEBレポートも手入力でまとめたのでミスが多い。
クリエイティブや広告文作成に時間がかかる。
用語の落とし込みができなくて何度も同じことを聞いてしまう。

自分は仕事が全然できていないな、と痛感したのでした。

焦り、失敗、自己否定

5月に入り、今期の社の数値に課題があることを目の当たりにしました。
リサーチなどの業務に少し集中することとなり、今まで同窓会イベント事業部でバックオフィス業務をしていた経験を活かすことができました。
結果としてその時のリサーチ内容は導入見送りとなりましたが、ここで自分の力を社に還元しなければ!という謎のスイッチが入ってしまいました。

いくつかのプロジェクトが動いている中で、私は既存の同窓会イベントに強い思い入れを持っていることに気がつきました。
もともとイベント事業部の所属であり、現場で何度もアイディアが出ては保留になっている現状を変えたかったこと。
課題があるからこそ事業部の垣根を超えて協力しあわなければならないこと。
この気持ちが前に出すぎてしまったのです。

周りが見えないまま新しい企画を発信させようとして混乱を招く。
SNS運用も方向性が見えないままスタートし、もちろん結果につながらない。
コミュニケーションが不足し、認識が違ったまま進めてしまうことで更に工数を増やしてしまう。
大好きなアウトプットも書くことが目的となってしまう。

私はできる!頑張れる!と思っていたことが浅はかだったと感じました。
私はたった数ヶ月で成果を残せるほど特別な人間ではなかったのです。

その間も他の部署はしっかり前を向いて、やるべきことを選択している。
新しいプロジェクトエンカレッジ(同窓会のクラウドファンディング)も立ち上がり、形になろうとしている。

すごく前向きでいいこととわかっていながらも、悔しい気持ちが滲みました。

方向性と自信回復

悩みに悩んでいろいろな人に相談をはじめました。
他の部署のミーティングに参加し、どう思っているかを自分の目で、耳で確かめに行きました。
並行して転職活動のようなことも始めていました。(半年ぶり2回目)
転職活動をすると第三者の目で自分を評価してもらえることと、自分が仕事において何を大切にしているのかを自分の言葉で伝えることが出来ました。
経歴を面白いと言ってもらえることや、バカ正直なところを褒めてもらうことができました。

その中で改めて感じたことは、会社のビジョンに共感して誰と仕事をするか、その中で自分はどうなりたいのかということです。

笑屋のミッションである

「再会とコミュニティーをつくり、ライフスタイルを豊かにする」

は同窓会であるからこそ叶えられるものであると実感しました。

私は黒歴史が多く、同窓会に参加できる自信があるかと言えば微妙なところです。
しかし、実際に参加する皆さんの再会の笑顔や握手、満足感は何度見ても本物である。と確信しています。

また、今後の方向性としてコミュニケーションから小さな一歩を踏み出す
という決意をしました。

今いる仲間の強みなどをちゃんと見て、小さなことでも褒める。
あなたのこういうところが好きだから一緒に仕事したい!
ということを正直に伝えるようにします。

エバンジェリストとはなにか

「エバンジェリスト」とは、IT業界で注目されている新しい職種、あるいはその役割を担う専門人材のことで、高度化・複雑化が進むIT環境のトレンドや最新テクノロジーをユーザーに向けて分かりやすく解説し、啓蒙を図るのが主な任務です。エバンジェリスト(evangelist)の原義は、キリスト教の「伝道者」の意。ITベンダーを中心に、自社の提供する技術の価値を広く、正しく“伝道”するための専門職として、ポストを新設する企業が増えています。具体的には、ユーザー企業やパートナー企業への個別の啓蒙活動のほか、システム開発者などITエンジニアを対象に開催される社内外のイベントで講師を務め、製品・サービスのプレゼンテーションを行います。
日本の人事部より

私はITの知識も乏しいですし、WEB広告運用も一人前ではありません。
エバンジェリストの本来の意味とはまだほど遠いと言えます。

しかし、人のいいところを率先して伝えることや物事の良かったことを伝えることはできます。

いきなり大きなことができないのは当然です。
だからこそ出来る方法を考えて小さな行動を積み重ねていくことが大切だと知りました。

最後に

みんなが思っている以上に笑屋のことが、同窓会のことが好きです!!!!!!!
すぐに熱くなってしまって人より方向転換が遅いですし、納得するまで時間がかかるかもしれません!
次の半年、もう少し頑張らせてください!!


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