情シスでもセキュリティ推進でも、UXデザインとリーンとマーケの知識あると強い
働く人全員UXデザイン・リーン・マーケの勉強した方がいいと思ってるお嬢です。
特に、誰かに情報を伝えて、ルールを守ってほしい職種の人達。
(UXデザイン)使ってほしい相手目線で体験をよくする
(リーン)相手に提供したい価値を速く検証し見極める
(マーケ)「使ってもらう」というゴール意識
UXデザインはユーザーの体験をデザインすること
リーンスタートアップ:MVPとは、必要最小限の製品(Minimum Viable Product)のこと
私はPdM時代、よく上司直伝のUXインタビューをして、これまた上司直伝の文章MVPを書いておりました。
文章MVPについては、私の尊敬する上司である進藤さんのドキュメント「つくらないものづくり 明日からできるリーンスタートアップ」を読んでみてね。
作ると遅いから、作らずにまずは検証してこーという思想です。
情シス風に文章MVPを書いてみる
お遊びなので内容はてきとーですが、
みたいな感じ。結局企画書みたいになります。
この1文を磨き上げると短く価値が伝わるようになります。何が良いの?という疑問を抱かせない。結構仕事では重要だと思います。
マーケをさわりだけでも勉強したら、より成果に近づける
私はマーケティングをさわりだけ学んだのですが、自分の作ったものをどう顧客やユーザーや従業員に届け使ってもらうのか、という目線が強化されました。
たとえば業務のマニュアルや、ガイドライン作ったときのあるあるとして、
格納場所、アクセス性が悪い
文字ばっかり
内容とっつきにくい
読まれない!!!!
もったいないですよね。「ルールなんだから不親切でも読めよ」というのはわかりますが、ふつーの従業員は必要に駆られないと条項を読まない。忙しいし、めんどくさいから。
相手に価値をどうデリバリーするかを意識する
だけでも、変わるんじゃないかしらと思ってます。もちろん、法律上作らないといけない規程とかは、書かないといけないことが多いと思うので、規程自体はガチガチでもいいから、とっつきやすさを意識した解説ドキュメントを作るとか?
実際の業務に応用するとこうなる
最近、社内の業務ガイドライン、dipメソッド(DX magazine powered by dipでも掲載中)の編集長になりました。
当初はめーーーーっちゃ長いチェックリストを作っておりましたが、やめました。誰が読むんだよ…と我に返って。
ありがたいCIOの教え
「最低限守れそうな項目3つくらいに厳選し、大量の文章やチェックリストはやめて」
何を伝えたいか厳選してコンテンツを作り、伝わるように漫画を描いてみた
dipメソッドで何を伝えたいかというと、もっと楽しく働ける!ということでした。つらい気持ちで長時間働かなくてもいいんだよ…みんな幸せになろ…。
まずは、このポイントをおさえると、もっと楽しく働けるよ〜!という思想をもとにコンテンツをつくるように。
次にやったのは「どうしたら読んでもらえるか?」を考えることです。ガイドラインはただでさえ読むのが億劫なもの。
嫌われ者という自覚を持って自分から届けたい人たちに近づかなければ、読んでなんかもらえないという前提です。
みんな忙しいから、文章は読みやすく短くするとして
Z世代が多いし動画は見られるのか?
とっつきやすさのためには、挿絵をかわいくするとか?
私が偶然漫画を描くスキルがあったので、漫画描いてみました。挿絵はChatGPT4に作ってもらったりしてます。
アナリティクス見ても、漫画描いたドキュメントはわりと読まれてるんですが、まあ物珍しさ起因かも。でも入りはそれでもいいです。
みんなが読んで、ちょっとでも楽しく働きやすくなったら嬉しいな〜と思ってます。
おまけ
最近だと、セキュリティ推進室のやさしい人から「漫画描いてほしい」と依頼がありました!
セキュリティってルールガチガチのとっつきづらさの極みみたいなやつなので、こういうことを言ってくれるのは嬉しいです。
初心者向けの優しいコンテンツ描いてます。完成したらまた載せます。頑張るぞ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?