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ジグソーパズル

私の仕事は、座り仕事で手作業なので、日がな職場ではラジオをつけています。
曜日ごとにパーソナリティが変わったり、時間で番組が変わったりするので、耳だけで「もうこんな時間か」とわかって便利。

ラジオの投稿は、日々話題が豊富です。
ご当地の食べ物だったり、思い出の曲だったり、最近ハマっていることだったり。
手を働かせながら、耳は楽しく。

先日、「至福のとき」というテーマで番組はもりあがっていました。甘いものを食べているとき、旅行の計画をたてているとき、道路地図をみている時なんていう、マニアックな至福のときをすごしている人も。そのうち、
「ジグソーパズルをしているとき」と。

ジグソーパズル。
好きです。

小さな頃から家族で、1000ピース 2000ピースの湖畔の風景や、白黒のだまし絵を家族で頭を寄せ合い取り組んだものでした。実家の階段にも飾られていて、我が家には当たり前にあるものでした。
結婚し子供が産まれ、育てている間も、気まぐれにジグソーパズルの時期は訪れ、階段にトイレにこども部屋に寝室に、額にいれて飾られています。
そう、私のこどもたち(三姉妹)も、かつての私や姉たち(私もまた三姉妹の末っ子です)のように、手際よく角っこを見つけ、自然にその能力にあわせ手分けして、空だの建物だの動物だのミッキーだのを完成していくのでした。

静かに黙々と?
いいえ、ジグソーパズルをしている間、私たちはおおよそ、歌をうたっています。それも音楽の授業の「翼をください」をソプラノ アルトでハモったり。流行りの歌から、ゲームのBGMから、キューピー3分クッキングのテーマソングにいたるまで。おそらく、ピースを探しながら、うまくハマるまでのソワソワや集中を、なだめながらいるのでしょう。

ふふふ。

そうなんです。昨日、ジグソーパズル買ってきてしまいました、1000ピース。

歌いながら、探していたピースがハマるたびに「おりゃ〜」だの「ててーん」だの、まるでこどものように勝ち誇りながら進めております。

至福のとき。

ふふふ。

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