大相撲令和4年九月場所十三日目

千秋楽まであと三日。優勝争いも混沌としてきました。2敗が1人、3敗が4人。いずれも平幕力士で役力士はいません。
今場所は横綱1人、大関3人、関脇3人、小結3人と、役力士10人の豪華番付だっただけに残念な結果です。
横綱は休場、大関は二人が負け越しで一人は大関陥落、一人は既に10敗。
売り出し中の若隆景、豊昇龍、琴ノ若も優勝に絡んでいません。
「どうなってる、責任者出てこい!」と言いたいところですが、八角理事長に出てこられても困りますので、十三日目取組に移ります。

2敗玉鷲には3敗錦富士。3敗翔猿には同じく3敗北勝富士。3敗高安は霧馬山。星の潰し合いになります。
場合によっては今日終わって3敗3人、4敗5人まで優勝圏内になるかもしれません。

強い順、高安>玉鷲>北勝富士>翔猿>錦富士

ベテラン玉鷲は新鋭錦富士、玉鷲、当たって直ぐに体を開いて、右突き落とし。錦富士足を送れず4敗。これで玉鷲単独2敗を守り、有利な星の差に。

北勝富士、当たって左で翔猿の右手をたぐると、翔猿がバランスを崩しバッタリ。翔猿は頭を下げすぎ。北勝富士が3敗を守り、翔猿4敗。

高安、かち上げから突き放し、霧馬山踏ん張れず膝が崩れる。高安の突っ張りの威力が増してきました。高安3敗で玉鷲追走。

優勝に関わる三番とも突き落としで決着。大が小を制しました。

大関同志注目の一番。御嶽梅対正代。御嶽梅は多分どこか怪我しているのでしょうね。当たりも弱く直ぐに引いて、力なく土俵を割りました。

ところで千秋楽結びの一番はどうするのでしょう。番付通りなら、貴景勝と正代になるのでが、明日も通常なら貴景勝対御嶽梅ですが割を崩しました。

残ったのは順当に玉鷲、高安、北勝富士。
玉鷲は、高安のかち上げ、突っ張りが威力を増しているので、取りこぼしを避けたいところ。一敗すると高安に逆転されそう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?