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大相撲令和4年九月場所九日目

今日から後半戦。横綱も膝の状態が思わしくなく、大関も貴景勝以外は勝ち越しも危ぶまれ、北勝富士、玉鷲も絶対ではありません。優勝争いはまだ混沌。

2敗同士の錦富士と王鵬。錦富士は中に入りたいところ、立ち合いは王鵬有利。錦富士、バランスを崩しかけたが、土俵際残してまわし十分の左四つ、万全の寄りに王鵬何も出来ず、土俵を割る。王鵬は不利な四つからひと技欲しい。錦富士が2敗。

全勝の北勝富士は、2敗の若元春。北勝富士取組前から体に汗を光らせ、準備万端。脇を固めて、若元春を押し上げていけるか。若元春も鋭く立ったが、北勝富士も力強く右はず、左おっつけ最後は右渾身の押し倒し。全勝を守りました。

1敗の玉鷲は馬力のある明正。玉鷲、鋭い立ち合いから回り込もうとする明正を追いかけるように一気の寄り倒し。玉鷲は通算連続出場1457回を勝利で飾り勝ち越し。

正代、負け越し。

2敗貴景勝は3敗の霧馬山。立ち合い頭でいけるか。首の状態が心配。貴景勝頭で当たっていったが、霧馬山に両前回しを引かれ寄り倒し。当たりも弱かったか。突き落としを見せたが、及ばず。しかしまだ3敗までは、圏内。

横綱照ノ富士は2敗高安。両者ともまわしを引けず、高安の引きに横綱有利かと思われたが二転三転最後は高安の寄りに軍配。途中、照ノ富士は痛い足で蹴返しを出したが及ばず。高安は2敗を守った。蹴返しに照ノ富士の勝負に対する執念をみた。

全勝北勝富士、1敗玉鷲、2敗高安、錦富士、千代翔馬


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