見出し画像

第147回 映画「オッペンハイマー」を二度見する!(笑)

3月29日、いよいよ待望のアカデミー賞受賞映画「オッペンハイマー」の日本公開が始まりました。私の著書「原爆誕生と戦後」を読んでくれた教え子の高校生3人と観る約束をしていました。公開日の29日の午後に集合とはなったのですが、午前中暇だった事もありやはり朝1の時間にイオンシネマ明石にいました。感想はいろいろあります。映像や音響の迫力。特に原爆実験が当日雷雨で決行できるかのスリリングな展開。ドキドキしました。ただ、実験成功や広島投下の時の異様なほどの喜びは、やはりアメリカ制作だなと、その後の21万人以上の残虐な死を思うと寂しくなりました。全体に反戦・反核のアピールは感じられましたが。細かい所を言うとエンリコ・フェルミは低身長だったのに、映画ではすらりとした人が演じています。

まあその後、教え子たちと合流して、よく言われますが「映画は2度観た方が分かりやすい」の如く観ました。しかし人生で初めて公開初日の一発目でしかも連続で2回観たのは初めてでした!(笑)
ところで私は拙著でオッペンハイマーの生涯も描いていますので、愉快な事限りなかったのですが、やはり映画は難解で分かりにくかったようですね。そこで宣伝、この映画のガイド本として300円で電子書籍:高堀 枝裕二著『原爆誕生と戦後~オッペンハイマーの生涯』を発行しておりますので、安い買い物じゃないかと思います。(笑)どうぞ、宜しく!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?