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就活虎の巻第一回

◆はじめまして!

はじめまして亀じぃと申します。
この度初めてのブログ投稿をさせて頂きます。
どんな記事にすべきか悩みながら書いているのですが、初回ということでまずは私のブログについて紹介したいと思います。

◆どんなブログか?
当ブログでは主に就活について自らの経験や知見をもとにあれこれと書き綴っていきます。
「就活情報なんて世に溢れていていまさら・・」
そんな声が聞こえてくるような気がします・・
たしかに、ブログ、SNS、就活サイト等々、、就職活動に関する情報はインターネット上に溢れています。便利になった現代では、先人達の経験を踏まえながら脈々と築き上げられたノウハウがありとあらゆる方法で手に入ります。
自己分析、ESの書き方、面接対策、OB訪問、企業分析などなど、、知りたいことを検索すれば「それなり」に準備ができる環境になっています。
ですが、どれだけ調べても、その中身はほとんど同じような情報ばかり、、そんな気がしませんか?
例えば自己分析・・
「短所と長所は裏返し」
「一見短所と思われる性格でも、前向きな一面を表現すべし!」
・・・
その結果、「私の弱みは慎重すぎることです。何か始める時にしり込みをしてしまうことがしばしばあります。ですが、この性格から冷静に判断しチームの危機を救った経験があります」
面接の場ではこんな会話が溢れています。
例えば面接対策・・
ガクチカのエピソードは具体的に!組織をまとめた経験などがあれば好印象!
・・・
その結果、面接では主将や部長、バイトリーダーだらけになっています。
多くの人が大学3年生頃から本格的に就職活動を始め、インターン、説明会、OB訪問、ES、筆記(Web)試験、面接と準備対策を進めていきます。
就活は長期戦と言いますが、いざ始めてみるとあっという間に時は流れます。
これから就活に臨む方は想像していたよりも準備にかける時間は少ないということを実感するでしょう。
するとどうするか。
元来人間は楽をしたい生き物です。ましてや便利なこの時代、できるだけ「効率的」に内定を取るための情報を探しにいきます。
そうなると行き着く先は冒頭取り上げた「(良く言えば)網羅的な、(実際には)誰にでも当てはまる」就活情報にのめり込んでしまうのです。
(実際に私自身も就活序盤はそうでした)
結果的にどうなるか?
「大量生産型就活生」が量産されていきます。
そう、まるで型にハマった鯛焼きが次から次へと出来上がっていくように。。
同じスーツに身を纏い、同じ髪型で同じ内容のエピソードを披露する。
いったいどこに個性はあるのでしょうか?
「自己分析」→重要なことです。就職活動においては根幹となってきます。
しかし、型にはめられた自己分析情報に基づき没頭してしまうと、気づいた時にはあなたは他の就活生と同じ内容、同じ表現を述べるだけの「大量生産型就活生」と化してしまうでしょう。
「長所、短所の例文集」「自己PR例」などよく見かけますよね。
それをそっくり使うのはNGです!
↑なんてことは本気で就活に取り組む人なら気が付いていることでしょう。
ですが、大半の就活生はそれでも「大量生産型就活生」の一人となっていきます。。
一体なぜでしょうか・・・
(ここで30秒ぐらい自問自答してみてください)

はい、タイムアップです!!
何となくこうだろうとか、こういうことかな?とか考えてもそれを言葉にするのって意外と難しいですよね。
「思考の言語化」
これって就職活動においてはとてもとても大事なことだと思うんです。
自分の考えていること=思考がどんなに立派でも、相手に伝わるように表現=言語化できなければ、あなたの想いを伝えることはできないからです。
そしてこれは社会、ビジネスの場においても極めて重要なスキルの一つになってきます。
ですので言語化が苦手な人はぜひ思考を文字に書き起こすなど訓練をしてみると良いかもしれませんね。

さて、話が脱線してしまいましたが本題に戻します。
大半の学生はなぜ「大量生産型就活生」になってしまうのでしょうか?
その問いに対して、私は以下の2つに集約されると考えています。
1. 世に溢れている就活本、就活サイト、Web情報を受け売りする
2. 身近な友人、先輩、就活サークルなど属性の似た情報源をもとに論理形成する

大きく分けるとこんなところではないかと思います。
では、もう少し掘り下げて考えていきましょう。
なぜこのような状態に陥ってしまうのでしょうか?

先述のとおり、就職活動中はとにかく慌ただしく、心も体も落ち着かない状況のなか、時間だけは刻一刻と流れていきます。また多くの人にとって、就職活動は初めての経験で何をすべきか、何を考えて用意をすればいいのか分からないことがほとんどでしょう。さらに、就職活動は敏感な側面も持ち合わせています。それぞれが不安を抱えていたり、ライバルでもあるなかで、気軽に相談ができないこともしばしばです。
このように就職活動は「時間の使い方の難しさ」「初経験故の難しさ」「情報交換の難しさ」の課題を抱えており、一人手探りの作業が求められることが多い印象があります。
また、従来の環境に加えコロナ禍での「人的交流の難しさ」がこの課題にさらなる拍車をかけているように思います。
このような状況のなか、就活生は先輩やOB訪問、就活サークルやインターネットでの情報を活用し、何とか「内定に向けて戦える就活力」を身に着けていくのに必死ではないでしょうか。
しかし、ここで一つ冷静になって考えてみましょう。
あなたが先輩やOBへ相談や質問を経て得ることができたことは本当にあなた自身が就活を勝ち抜く武器として十分なものでしょうか?
あなたが参加した就活サークルやインターネットで得た情報は本当に就活の場であなた自身を売り込む十分な材料でしょうか?
上記活動を全否定するつもりはありません。むしろ就職活動においてはやはりこのような手段や行動を欠かせない部分であると感じます。
一方で、もうお気づきのとおりこれらの準備を経たからといって就職活動を勝ち抜き、意中の企業から内定を得るための十分な要件にはならないと私は思います。
就職活動は人それぞれで温度差が如実に表れます。あなたが大学生活で仲良く過ごしている友人グループでも、就活に力を入れる人、そうでない人が分かれていたりしないでしょうか。
そのような意味では上記行動を取っている人は就活を「頑張っている」人に当てはまると思います。モチベーションは非常に大切です。
ですが、残念ながらこの段階では先述した「大量生産型就活生」の域を出ないと言えるでしょう。このようにして時間に追われ、限られた情報源にアクセスする結果、就活シーンでは驚くほど同質性が高まっていく傾向にあります。
そしてこれが上述の問いである「なぜこの状態に陥ってしまうのでしょうか?」という私なりの解です。

【就活を勝ち抜くために大切なこと】
ずばり、結論から記します。
1. 就活における自分自身のポジショニングを明確化する
2.就活戦線における自分自身の戦い方を明確化する

この二つが極めて極めて極めて重要になってくると私は考えています。

話は逸れますが「結論先出しが大事」と就活ではよく言われますよね。
確かに、的確に相手に伝わるようにするため大事な手法です。
しかし、面接の場では「使い分け」が大事になります。
この辺りのテクニック論についても今後記したいと思います。

さて、本題に戻します。
就職活動ではとにかくいろんな学生があなたのライバルになります。
極端な話、あなた自身以外の学生は全員がライバルです。
大企業の採用活動では倍率が数百倍となることもめずらしくありません。
エントリーする学生の属性やバックグラウンドも当然千差万別です。
東大、京大を筆頭とする旧帝国大学、早慶上智等の名門私立、MARCH、国立大学等々、、
もし大企業を目指すなら、学歴だけ見ても手強い学生達があなたのライバルになります。
残酷な話かもしれませんが、いわゆる「学歴フィルター」なるものは存在するのではないかと私は思っています。(私自身は人事ではありませんので断定はしません)
ですが一方で、ダイバーシティが求められる昨今、他種多様なバックグラウンドを持つ学生を採用する企業は増えていると実感しています。
ですから「学歴は高いと一つの武器になるが、そうでもなくても戦える」それが私の大企業就活における持論です。
しかし、ここで大事な事が「ポジショニング」と「戦略」になります。
例えば、地方国立大学に通うあなたが東京大学の学生と同じ土俵に立った時に、同じ答弁で勝ち抜くことができるでしょうか?
おそらくNoだと答えると思います。
逆の立場に立って、あなたが面接官だとすると、同じ答弁をする学生がいた場合どちらを採用するでしょうか?
ほとんどは後者だと思います。
少しはっきりと表現します。
目に見えるスペック(例えば学歴、資格等)が勝る相手と戦うにはミラクルが必要です。
そうでなくとも数万人規模でエントリーが殺到する大企業ではいわゆる「大量生産型就活生」は一瞬にして埋もれてしまいます。
そのようにならないために、具体的には人気企業の就活戦線を勝ち抜くために必要なのが「ポジショニング」と「戦略」なのです。
ポジショニングとは「志望する業界や会社にエントリーする学生のなかで自分はどの位置にいるのか」ということを示しています。まさに、「己を知る」ということですね。
そして「戦略」とは「ポジショニングのなかで具体的にどのような戦い方をするのか」ということです。
小難しく表現していますが、スポーツでも同じですよね。まずは自分(チーム)の実力を把握したうえで、試合に勝つための戦略を練る、極々単純なことです。
ですが、なぜか就職活動の場ではこれができない学生がほとんどなのが事実です。
それは既に上で述べている内容もありますが、ここでまとめておきましょう。
・「誰にでも当てはまる」情報(口頭での伝承、Web、書籍等)に基づき自らのストーリー形成をしている
・就活戦線上の自分自身の立ち位置は?どのように戦うのか?という視点で物事を考えず、就活スケジュールに追われてしまう。
そうならないために、就活の場であなたが自身が何者であるかを表現するために、そしてしっかりと意中の企業から内定を得るために、これは必ず大事な考え方だと私自身就活を通して実感しました。

◆自己紹介
この辺りで少し私自身の自己紹介をしたいと思います。
現在私はとある大手企業に勤務する社会人10年目のピチピチ(?)のサラリーマンです。←
従業員は1万人以上、年間収益数兆円、就活ランキングでは上位に顔を出す、いわゆる誰もが知る大企業で勤務しています。
そのなかで私は国際事業に従事し、常に海外の取引先を相手に出張や会議をこなす、いわゆるグローバルビジネス(言い換えただけやん!)に携わっています。
これだけ書くと、自慢話乙!解散!となってしまいそうですが、このように書かざるを得ない理由があるためご容赦下さい。
それは私の就活ブログのスタンスがずばり、、「中堅大学から」「大企業へ道を開く!!」であるからです。
このスタンスを軸に、私自身の就職活動の経験、ノウハウ、さらには大手企業に10年勤めた視点での求められる人物像などなどを記していきたいと思います。
◆就職活動について(就活環境編)
私は2012年卒で、主に2011年に就職活動を行った世代となります。
その頃はというと、、世はまさに・・「就活氷河期!!」
リーマンショックで冷え込む社会、民主党政権のもと日経平均株価は8千円台へと落ち込んだ時代で、一つ上の先輩の世代では大卒就職内定率過去最低を記録しました。
そんな最中、就職活動を開始した2010年夏のマイナビ説明会では私達が臨む就活戦線は「買い手市場」「氷河期」との言葉が明確に発せられたことを記憶しています。
また、面接本番期の2011年3月、、とてもとても大きな出来事がありました。
「東日本大震災」
当時選考真っ只中だった時期の災害で企業の選考活動は軒並み延期、私達当時の就活生もやはり大きな影響を受けました。
その後の安倍政権による景気の上昇に伴う就活の売り手市場化を考えると我ながら大変な時代だったと振り返っています。。
そして現在、時は2021年、コロナによって世の中は混乱のなかにあります。
社会構図、企業経営、個人の働き方、生き方、これまでの当たり前はもはや当たり前ではなく、世の中は劇的な変化を余儀なくされました。
就職活動も例外ではなく、企業の採用方針、選考手段、求められる人物像など、これまでとは異なる変化があったことでしょう。様々な想いや感情、事情から「コロナさえなければ、、」と苦しむ就活生もいらっしゃると思います。
先に述べましたように、私達の時も前後の就活状況は売り手市場の状況で当時は「どうして自分たちの世代だけ、、」という気持ちがやはりありました。
そういった意味から、現在の就活生の気持ちがいくらか分かる気がしています。

◆就職活動について(実践編/就活序盤)
私自身は地方国立大学(文系)の出身です。
書くのも恥ずかしいぐらいなのですが、生まれてから大学までずっと地元で過ごし、とても狭いコミュニティのなかで育ちました。
留学経験や英会話なんてもってのほか、資格欄は運転免許証と奇跡的に取れたTOIEC680点でした。
学校生活は必要単位を満たすという程度の省エネ投球で、授業の空き時間には一人暮らしの友人宅でウイイレに励む、そんなどこにでもいる(?)特段の取柄もない学生でした。
就職活動を意識したのは大学3年生の四月、地元銀行のインターン募集の案内を学校の掲示板で見かけた時です。地方あるあるですが、地方での就活で目指すのはまず地元で一番の銀行!鉄板ですよね。
とりわけその銀行のインターンに向け、初めてのESや面接対策を行い、見事インターンの切符を手にすることができました。
一方でこの頃にはすでに就活に対する大きな目標がありました。
「大手企業に入社する」ことです。
社会人になるうえで、地元に残るか上京するかは一つの大きな選択だと思います。
私自身22年間生まれ育った地元は大好きで、家族や友人にも恵まれていましたので地元に残る選択肢はゼロではありませんでした。ですが、いざ自分が社会人として働くうえで仕事の内容、給料、待遇、当時の自分には魅力的に映る企業は見当たりませんでした。
「大手企業で大きな仕事と恵まれた給料、福利厚生のなかで豊かな人生を歩みたい」
これが私の掲げた目標であり、将来像でした。
自分でも書いていて思うのですが、まあ薄っぺらい目標ですよね(笑)
こんな仕事がしたい!こんなキャリア形成を描こう!などといった確固たる軸は当時の自分にはなかったというのが正直なところです。
ですが、「大手企業に就職する」という選択は間違いなく自分の人生に取って正解だったと社会人歴10年を超えたいま、自信を持って言うことができます。(この辺りの話はまた別途書きたいと思います)
そんなこんなで、就職活動の序盤ではすでに地元に残るという選択肢は解放し、大手企業を中心とした活動を展開していくことになります。

◆就職活動について(実践編/就活中盤)
大学3年生の夏、この頃から大規模な会社説明会が始まり、就職活動は徐々に忙しさが増していきます。私の住んでいた地域は大手企業の説明会などはほとんどなく、地方都市で開催される説明会に都度遠征を行う日々でした。いまではオンラインでの説明会や面接が当たり前になってきましたが、10年前は現地開催が当たり前の時代、説明会の経費は勿論自己負担ですのでバイトで貯めたお金はどんどんなくなっていき、金銭的にもかなりの出費を伴いました。。
ちなみに、私たちの世代が就活でスマホが広く使われるようになった最初の年だったように記憶しています。
そしてこの時の私はまだ同じ格好、表面的な思考回路と企業分析といった「大量生産型就活生」の一人に過ぎなかったように思います。

◆就職活動について(実践編/就活本番期①)
時は巡り大学3年生の一月、初めての採用選考を受けます。
当時は就職氷河期と言われていた時代、ESは100社以上提出するといった就活生もザラにいました。
私自身はというとES提出した企業は25社程度でした。
物理的な時間を考えると1社に対して濃い内容の分析と準備を行うにはこれぐらいの数が限度だと判断したためです。
そしてそのほとんどすべてのエントリー先は名立たる大手企業(総合商社、金融、通信、製造等)ばかりでした。(リスク管理としてはあまりよろしくないポートフォリオだなあといまでも思います)
ただ、それぐらい当時の私は大手企業まっしぐらだったのと、「どこかにはいけるだろう」というよく分からない根拠なき自信がありました。

◆就職活動について(実践編/就活本番期②)
2011年2月、とある金融機関にて初めての内定を獲得しました。
このまま本命企業の内定に向けてまっしぐら、、そう思っていました。
しかしそこからスランプが訪れます。
ES落ちや面接序盤でのお祈りが続いたのです。
その頃の自分はES提出、本面接、大手企業説明会や面接対策などとにかく一息付く間もなく駆け回っていました。この時期の就活手帳はびっしりとスケジュールが組まれており、我ながら全国を飛び回る敏腕ビジネスマン!の「気分」になっていました。
と同時にスランプに対する焦りも生じていたのが事実です。
そしてその時点での私の実力はというと、いまだ「大量生産型就活生」の一人であったと思います。。

そんな矢先にあの出来事が起きました。。
3月11日、、、、
そうです、東日本大震災。
幸い私の身の回りは無事でしたが、テレビでに映る目を疑うような光景はいまでも忘れません。日本全体が非常事態のなか、企業の採用活動も軒並み中断となってしまいました。
実際に手帳を埋め尽くしていた3月4月の予定は一気に白紙となりました。
当時の日本は絶望の淵に立たされていました。誰もがこの国の行く末、将来どころか明日の不安を抱えながら混沌と過ごしていた、そんな大変な時期でした。
一方で、就職活動を止めるわけにはいきません。
たとえ目の前に辛く悲しい出来事があったとしても、自らの将来を保証してくれるものはどこにもありません。
極端な話ですが、大学2年生であれば(通常は)来年は大学3年生になることができます。
しかし、まもなく大学4年生になろうとしている3月、来年は社会人として新たな道を歩む年、ここですべてを止めてしまうと来年の自分、将来の自分の道筋は全くの白紙となってしまいます。
ましてや氷河期真っ只中、新卒カードを逃すことはいばらの道を意味していました。
「自分は来年、社会人になれているのだろうか?」
そんな漠然とした不安や底知れぬ恐怖が襲うなか、一方で明日の予定も立たないままただただとてつもなく大きな世の中の非常事態に身を委ねざるを得ない日々が続きました。
繰り返しになりますが、それでも就職活動を辞めるわけにはいきません。
自分の道を自分で切り開いていくほかないのです。
そこで「いま、自分ができることはなにか」「自分がすべきことはなにか」
そのことについて考えるようになりました。
それまで地元と県外の選考会場を行ったり来たりととにかく駆け回っていた私にとって選考ストップにより空いた時間はある意味有効だったと思います。
そしてこの時期の自らの取り組みが結果的に自分の本命である大手企業の内定を獲得するうえで間違いなく重要であり、ターニングポイントになったと確信しています。

◆就職活動について(実践編/就活本番期③)
東日本大震災による採用活動中断前、私は就活スランプに直面していました。
就活面接に対する根拠のなき自身が見事に打ち砕かれていたのです。
とある金融機関の内定は得ていたとはいえ、本命企業群はこれからという時期、スランプによりすっかりと自信を失ってしまいました。
「やっぱり自分のスペックでは大手はムリなのか、、」「震災混乱、就職氷河期のなか、ご縁を頂いた企業に潔く就職しようかな」「一応内定はあるわけだし、もう就活終えようかな」こんな気持ちにもなりました。
ただ当初の自分自身の目標は「大手企業で大きな仕事と恵まれた給料、福利厚生のなかで豊かな人生を歩みたい」というものでした。
そして自分の性格上金融機関での仕事は肌に合わないであろうことも薄々感じ取っていました。
「自分自身が納得しないまま就活を終えると必ず後悔する」
このことが根幹にあるモチベーションで、就活を戦い抜く原動力となりました。
そこで採用活動中断時期の3月4月、私は徹底的に対策に取り組みました。
まず初めに取り組んだことが「なぜ面接で落選が続いているか」の徹底分析です。
振り返ると3月以前はES提出、面接を繰り返すうちに確かに「場慣れ」は実感していました。一方で一つの選考を終えるとまた次の選考、その間ESを提出しまた次の選考がやってくるといった具合に、とにかく諸突猛進していた時期でもありました。
面接落ちにも関わらず、その要因については振り返る間がなかったのです。いや、落選という目の前に突き付けられた事実と向き合い、しっかりと振り返るという行為から背けていたという表現が正しいかもしれません。
そこでこの時期に徹底的に振り返り、分析をしました。
恥ずかしながら学生時代の私は「PDCAサイクル」という用語や概念を知りませんでした。
しかしながら幸いにもこの時期に自らの就活に対するPDCAサイクルの一歩を踏み出すことができました。
そしてこの作業によって私はあることに気が付きました。
それが冒頭取り上げた2つのポイントです。
・就活における自分自身のポジショニング
・就活戦線における自分自身の戦略

恐らく振り返りを行うことなく、この2つのポイントに気が付かないまま就職活動を続けていたとしたら私の就職活動、社会人生活、ひいては人生そのものは(恐らく負の方向に)大きく変わっていたと思います。
それぐらい就職活動を左右する大きな気づきだったと思っています。

◆本命企業(大手企業)内定獲得への軌跡
結果から申し上げますと、5月以降に再開した選考活動におけるその後の私の就職活動はまさに連戦連勝でした。(1社も落選していないかというと嘘になります。が、大手企業から複数内定を獲得しました)
なぜ就職氷河期、震災直後の混乱期に一流大学ではない地方国立大学(文系)の私が大手企業の内定を獲得できたかは以下に尽きます。
・就活における自分自身のポジショニングを明確にし
・就活戦線における自分自身の戦略を明確に実行した

何度も書きますが、これができない学生が就活シーンではほとんどなのです。
これにより確実に周囲の学生との差別化を図ることができ、このことが一流大学の学生が集う人気企業の採用を勝ち取ることができた要因だと強く思っています。
では、実際には何を考え、何を実行したのか?
ここが肝になってくるかと思います。
そしてそれが他の就活情報と一線を画す私なりに提供できる就活必勝法だと考えています。

◆就活必勝法とは?
さあさあ必勝法いざ公開!!と言いたいところですが、今回は初回ということで一旦ここまでにさせて頂きたいと思います。
ぶっちゃけて言いますと、ブログって1つの記事を書くのにかなりの時間がかかるんですね。
初めて投稿してみてその労力を実感しました。
(ちなみにこの初回の記事執筆にも数日間かかっております。。)
また、必勝法といってもAボタン連打で繰り出せるような単純な話ではありません。
恐らく文字に記すと相当な規模になるような気がしております。
ということで、今回は一旦ここまでとさせて頂き、次回以降で詳しく書かせて頂こうかと考えております。

◆最後に
今回の記事で最後のお話になりますが、当ブログはまだ生まれたての赤ん坊です。
赤ん坊がゆえにブログに対する反応が見えません。
初めてブログを書いて感じたことが、なかなかの労力を伴うということです。。
これから就活に対する私なりの必勝法、テクニック、大手企業の採用方法や待遇などなど、それなりに記していきたい内容はあるのですが、そのペースに少々悩んでおります。
もし、お読み頂ける方がいらっしゃるようであればも大きなモチベーションに繋がりますし、執筆の頻度も高く更新を続けて参りたいと思います。
そこで、厚かましくはございますが、本記事をお読み頂いた際の反応(いいね、コメント等)を頂けると非常に幸いです。
それでは長々とした文章をお読み頂きどうもありがとうございました!!

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