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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/4/2~2024/4/8)

 4月に入り、需要が伸びていく時期ではありますが、4月第一週の検索ボリュームの状況と3月からの流れを見ると昨年対比で大きく伸びていくといった事はなさそうな雰囲気です。
 2023年度の倒産件数も802件で過去最多、業態別では「居酒屋」「中華料理・ラーメン店」が過去最多となっており、店舗の新陳代謝も進んでいる面もあり、競合環境もどんどん変化してきているでしょう。ネットの環境もgoogleのアルゴリズム変更やSNSでの店舗探しの浸透など常に変化しています。マーケットの状況に応じて、店舗の業態や集客方法も変化させていく必要があるかもしれません。


・東京/大阪/福岡 業態系ワードのgoogleトレンド推移
 
4月に入ってからはまだ1週間ですので、その段階での先読みなのでブレが大きいので何とも言えないですが、単純に現状の数値だけでいうと昨対で10数%強は落ちていそうです。九州は他の2エリアよりも落ち込みは少なく10%%くらいの減少となっています。

【東京】
4月第一週だけの先読みで見ると他エリアと比べると一番悪く、全般的に20%前後の減少となっています。『居酒屋』に至っては25%ダウンと大幅に落ちているように見えます。後半の伸びがあると思われるので、落ち込み幅は小さくなると思いますが、今の現状を見ると昨年を割りそうな感じです。


【大阪】
東京同様に昨年を大きく割っています。昨対で一番悪いのは『焼肉』で20%近く昨対で落ちています。こちらも今の現状を見ると昨年を割りそうな感じです。

【福岡】
他エリアと比較すると落ち込み幅は小さいものが多いですが、『焼肉』『寿司』昨対80%前後となっており、コロナ禍で落ち込みの少なかった業態の減少の幅が大きくなっています。


・2023年度の「飲食店」倒産、802件で過去最多 業態別では「居酒屋」「中華料理・ラーメン店」が過去最多に
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000845.000043465.html

<調査結果(要旨)>
■2023年度の「飲食店」倒産、802件で過去最多
■業態別では「居酒屋」「中華料理・ラーメン店」が過去最多に
■各店舗に賑わい戻るも、食材高騰・人手不足・賃上げなどの課題噴出で収益確保が困難に

業態別(11業態)にみると、最も多かったのは居酒屋を主体とする「酒場、ビヤホール」(207件)で、ラーメン店などの「中華料理店、その他の東洋料理店」(130件)、「西洋料理店」(90件)、「バー、キャバレー、ナイトクラブ」(72件)が続いた。深夜時間帯での営業店舗が多い「酒場、ビヤホール」と「バー、キャバレー、ナイトクラブ」を合わせると279件となり、飲食店全体の34.8%を占めた。「酒場、ビヤホール」と「中華料理店、その他の東洋料理店」の件数が過去最多となって全体を押し上げたほか、コロナが発生した2020年度以降の4年間では11業態中7業態で最多となった。都道府県別でみると、東京(129件)、大阪(95件)、兵庫(72件)などで多く、上位5都府県で全体の50.4%を占めた。

・「ぐるなび」と「食べログ」で分かれた明暗。“4年前は互角”も大差がついてしまったワケ
https://news.yahoo.co.jp/articles/24c41e8ef4de7bce25a12b22bb73d235a5b766e6

大分業績では食べログがぐるなびに大差をつけています。その要因についての考察記事です。
ネット予約の増加は、コロナ前からの流れではありますが、都心部の人が使い慣れた食べログで予約しているといったところが大きいでしょう。一方でグルメ媒体以外からの流入が増えてきているので、そちらに対しての対策を打っていく必要があるでしょう。

・飲食業界向けGoogleアップデート速報公開のお知らせ【2024年3月度】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000126079.html

Owned株式会社が、SEOのアルゴリズム調査やトレンドをまとめた「飲食業界向けGoogleアップデート速報」の2024年3月版を無料公開しています。
ちょっとマニアックなデータなので、一般の方には分かりずらいかと思いますが、Googleの上位表示のアルゴリズムや違反行為にたいしての対策が変更されたという情報です。一番身近なのは『新橋 居酒屋』といったような『エリア+業態』の検索で上位表示されるグルメメディアの順番が変わっているという事かと思いますが、3月前後のトラフィックの増減に関しては飲食においては季節的な変動もあるので必ずしもこちらの結果程の影響はでていないかと思います。
店舗から見るとグルメメディア内での上位表示されているか?といった事の方が影響度が大きいかと思いますが、参考までにこういった情報もインプットしておくといいでしょう。

・【飲食店の人手不足に関する調査(鈴茂器工)】飲食店で進む機械化に対する消費者の反応は?~どちらも共通する想いは人とのかかわりや 人にしかできないことを望むから飲食店に行くから
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000067066.html

鈴茂器工株式会社は、全国の20歳~69歳の男女400名を対象に「飲食店の人手不足に関する調査(2024年)」を実施しています。

機械への賛成も86.4%となっており、最近の体験で特に問題を感じなかったという人が増えているようです。今後は価格帯において人が対応するお店と機械化されるお店への2極化が進んでいくのでしょう。

【調査結果サマリー】

■人手不足による影響・変化
 
年1回以上外食をする88.2%の人が、何かしらの飲食店の人手不足による影響・変化を感じている。がっかりしてしまった経験の中では、「お店にいったら臨時休業になっていたい。」「忙しいそうにしていたので声をかけれられずおかわりを諦めた」などのコメントも。

■外食の際に利用者が重視している意外な評価点
 
「おいしい食事65.7% 」「安定した価格 55.2%」などの提供メニューに関する評価に次いで、「居心地の良さ」「清潔感」「ストレスの無い対応」などの空間に関する評価が見られた。

■飲食店機械化について賛成86.4% / 反対13.6%
 
身の回りの飲食店の機械化の進行は感覚値で2割くらいが最も多く30%。人だからできること、機械でもよいこと、機械だからこそ良いことなど飲食店のオペレーションの中で、外食利用者が機械化に前向きであることがわかった。

・【春の歓迎会に関する意識調査】食事に関する制限のある方(食物アレルギーやヴィーガン・ベジタリアン等)のうち、“食の制限”が理由で“歓迎会がストレス”と感じた方は約70%
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000075782.html

 テーブルマーク株式会社が「春の歓迎会に関する意識調査」と題して、出会いが増える春にちなんで、多数の初対面の方との食事会に関する意識調査を実施いたしました。その結果、食事に関する制限のある方(食物アレルギーやヴィーガン・ベジタリアン等)のうち、“食の制限”が理由で食事会がストレスだと感じている方が68.6%にのぼることが判明しました。

食物アレルギーだけでなく、食の指向の多様化によってストレスを感じる人が増えているようですね。このあたりは海外からくるインバウンドのお客様にも共通する部分になるでしょう。多様性を持ったメニュー構成を持つこともお店の特徴の一つとなりそうです。

【春の歓迎会に関する意識調査|結果】
①食に関する制限のある方の68.6%が食事会に対して「ストレスを感じている」ことが判明
②ストレスを感じる理由 第1位は「食べられるものがない/少ないから」
③動物性食品の摂取を控えている方の75.4%が食事の制限が理由で食事会を「断ることがある」
 また77.0%は「食事の制限を公表することで今後誘われなくなる可能性を感じている」
④幹事経験者の83%がお店を選ぶ際に「参加者の食事に関する制限」に配慮できていないと判明


・焼肉食べ放題店の元経営者が明かす“裏事情”。注文されると「苦しい/嬉しい」メニューとは

https://news.yahoo.co.jp/articles/786daa7ac858d0199fe3820d95f43ebb904a6759

表題の内容だけでなく焼肉業態についての分析の記事です。

■テーブルオーダーバイキングを創始したのは?
■ワンカルビと焼肉きんぐの違いとは?
■精肉店直営ならではの強みとは?
■白米を頼むのはお店側の思うつぼ?
■サイドメニューを頼むお客はありがたい?
■頼まれると困る?調達が難しい焼肉の部位
■メニューや提供内容は法律の保護外?
■収益を確保するための仕組み
■配膳ロボットの時給を計算すると驚きの…
■外食チェーンの調理システムの基本
■今後の焼肉店はどうなるのか?
■筆者が在籍したチェーン店店長の口ぐせは

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