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予定日3日超過。経産婦の出産レポ


9月10日AM10:42
第二子となる女の子が我が家に
誕生してくれました(๑′ᴗ‵๑)
長い長い前駆陣痛期間から生まれるまでの経過を備忘録として残しておこうと思います☑️

前駆陣痛(予定日2週間前からスタート)

実は予定日2週間前から頻回に前駆陣痛に悩まされました。
ちなみに初産の時は前駆陣痛が全くなく。
いきなり陣痛だった為、前駆陣痛についての知識がなかったことから、定期的に張ったらすぐ産院に電話するもんだと思っていた無知な私。

しかも、
・初産が6時間ほどの分娩時間
・GBSが陽性
・無痛分娩希望(陣痛主導)
ということもあり、陣痛が来たら早めに産院に連絡してほしいと言われていました。
その為、予定日の2週間前に急に始まった定期的な張りに動揺し、すぐ連絡。
経産婦ということもあり、確かに定期的な張りもあるため、その日は入院。
ただ、結果的に前駆陣痛となり、翌朝退院。
あ〜、今日生まれるかも!と思って、産院に行ったのでちょっとがっくりして家に戻ったのを鮮明に覚えています。
ついでにこの日くらいからおしるしもダラダラと続きました。

そこから初産の時にはなかった毎晩の前駆陣痛に悩まされるハメに…
本陣痛の準備として、前駆陣痛は悪いものではないと思いつつも、地味に辛い日々。
しかも一回フライングしてるし、また産院に行って帰されるのも嫌で中々連絡できず…
母体は同じとはいえ、同じ妊娠・出産はないんだなと痛感させられた毎日でした。

いよいよ予定日

そんなこんなで前駆陣痛が毎晩のようにあるもんだから、予定日前には生まれるだろうと思い込んでいた私。
そんな予想は全く持って赤子によってスルーされ、あんなに前駆陣痛続いてるのにまさかの予定日超過。

予定日超過1日目

この日は妊婦健診。
内診すると
「子宮口は柔らかくて状態はめちゃくちゃいい状態、陣痛近々来ると思うよ」と言われ、ホッとする。
よし、もう近々産みたい!追い込みだ!と思い、必死のお散歩&床掃除に励む。

予定日超過2日目

実はこの日は私の誕生日。
それもあり、超過するならこの日に産みたいなぁと淡い期待を抱いていた為、朝からお散歩に励む。
そのおかげもあり、朝からお腹張りっぱなしで過ごす。
娘と約束していたプリキュアのイベントもお腹の張りを気にしつつ、遂行。
いつ出産になってもいいように、早めに誕生日ケーキも食べ(笑)、準備万端。
なんとなーくいつもより張りも強い&今日中に産みたいという期待も込めて、早めに義母に連絡。
娘を義両親にお願いする。
夜、ダメ押しで夫と散歩に出かけるも、結局タイムオーバーとなり、同じ誕生日は叶わず。
でも夫は無事に産まれてきてくれたらいつでも大丈夫、ゆっくり休んで備えようと励ましてくれる(とっても優しくて沁みた)。
その夜は久しぶりに夫と同じ布団で寝た。(いつもは寝室別なのに、この日は不安だろうから一緒に寝ようと言ってくれた。これもまた嬉しかった。)

予定日超過3日目(出産日)


午前3時過ぎ
今までとはちょっと違う生理痛の重いバージョンみたいな痛みが出てくる
この痛みを経験してわかったけど、明らかに前駆陣痛とは痛みが違った

夫を起こし、産院に持っていく荷物を積み込む

とりあえず落ち着こうと思い、深夜帯だったこともあって夫に一旦「少し寝てていいよ」と言ったものの、次第に痛みが強くなって来たように感じてとりあえず病院に電話。

初産の時も経過が早いし、病院にきてくださいと言われ、夫と病院へ向かう。

まだこの時は全然歩けるし、余裕あり。

午前4時10分内診
子宮口2〜3センチ。
まだ時間かかりそうと言われる。
初産時は病院到着時点で6センチだったから結構ショック。

午前4時30分 
陣痛7分間隔。
痛みが強くなって来ている感じはなし。
この時はまだ精神的に余裕あり。

午前6時 
間隔短くなってる感じも強さが増してる感じもなく、少し焦ってくる。
激しい痛みではないといえ、陣痛がくるとやはり辛く、徐々に精神的にしんどくなってくる。
何って何時ごろ産まれそうか全く目処が立たないのがしんどい。
なんとか呼吸で持ち堪える!頑張れ私!
途中Huluで事前にダウンロードしていたドラマ視聴を試みるも、正直5.6分間隔で痛みきてるし、ほぼ集中できず早々に断念。
この時は寝た状態より正座の方が楽な感じがして、積極的に正座で陣痛をやり過ごす。

ちなみに参考にした動画はこちら。

この通りにはできなかったけど、正座するだけで私はだいぶ違いました。

午前8時
朝ご飯を出されるも、出産前の快便で食べたらでちゃうループに入ってたので、陣痛中のトイレor大のこんにちはが怖くて、夫に食べてもらう。
正直自分が食べたいくらい美味しそうだった…

午前8時〜9時(ちょっと曖昧)
陣痛の間隔が全然縮まらず。
というか、途中一度も子宮口の開き具合等を確認しなかったから、お産の進みがわからず。
いつまでこれが続くんだろうとちょっと不安に。
しかもここで大きな出来事が…
なんと…
・今日はいつも診てくれてる担当医がいないこと
・よって初めましてのよくわからない先生が担当しますとのこと
・ついでに担当医しか無痛対応できないから、必然的に自然分娩になりますとのこと


・最終的に無痛という選択肢もあること
・信頼できる担当医が立ち会ってくれること
の上記2点が私にとっては大きかった為、心が折れかけた。
というかちょっと折れてた。
夫に担当医に立ち会ってもらえないことがショックと素直に打ち明ける。
そうは言っても状況は変えられないので、
どうにか持ち堪える為に、助産師はるかさんの動画をみたのがこの時間帯。

ちなみにその時見た動画はこちら

陣痛に対する考え方、気持ちの持ち方がとても参考になる為、出産が怖い方は是非みてみてください。

午前9時
一旦強い睡魔に襲われ、副交感神経を優位する為に、少し寝ることを試みるも、ほぼ寝れず。

ここからベテラン助産師さん登場。
足の小指のつぼを刺激してもらう。
そして私をリラックスさせる為か、普通に話しかけてくる。
↑あまりに自然に話しかけるので内心びっくり。
でも陣痛くる度に、会話の途中で「あ〜きました〜」と私が咄嗟に言うと、絶妙な力加減でお尻や腰を押してくれて本当に心強かった。
夫には全力で励ましてもらった。
そうこうしている内に痛みの間隔が短くなっていった。

午前10時あたり(ちょっと曖昧)
必死だったので、この時の時間感覚はあんまりないけど1分休んで1分耐えてみたいな感じ。
子宮口10センチになるまで呼吸と「あ〜」という唸り?(思わず声が出ちゃうやつ)でなんとか乗り切れた。

午前10時30分
明らかに頭がでそうな感じあり
いきむと会陰裂傷につながる確率上がるから、自然ないきみになるまで無理にいきまず。
ただ、さすがにもう最後はいきみたくて、いきんでいいですかって思わず助産師さんに聞いたら
いいよ〜って。
3、4回いきんだかな…回数はうろ覚えだけど、最後の1回は助産師さんから「短く、はっはっはって息吐いて」と言われ、あぁもう終わる!と少し冷静になれた。

10時42分誕生
本当に本当に只々ほっとした。
体重は2314gと軽め。
どうやら胎盤が平均より軽かったらしく、その影響で体重が伸びなかったのではとの産院側の見解だった。
胎盤が平均より小さいのは母体のせいではなく、
何か能動的な働きかけで大きくなったり小さくなったりするわけではないらしいので、しょうがないらしい。

10時45分
胎盤排出。
思ったより痛かった。

ちなみに赤ちゃん出た後も先生中々来ず。
なんでもお産がめちゃくちゃ立て込んでいたよう。
産まれてしばらく子宮の状態を診る為に先生待ちの状態に。

ようやく先生到着し、状態確認。
会陰も避けておらず、膣に少し傷が入ったため1針だけ縫ってもらって処置終了。
やっぱりこの時は担当医がよかったなぁなんて思ってしまった。(診てくれた先生すみません)

そんなこんなで無事出産を終えることができました。

最後に…
初産の時との決定的な違い
それは夫の動き。
正直感動しました。
いつもどこか抜けてて、どちらかというと私がしっかりリードするスタイルの我が家。 
しかも第一子の時は私もお産のことをよく調べず、夫にも出産についてのあれこれを共有してなかったし、夫も訳わからず立ち会った感じになってしまい、流れるまま終わってしまったなという
ちょっと残念な感じに。(その時はそれが精一杯だったから全く悔いなし!)  

でも今回は全然違いました。

大丈夫だよ、頑張ってるね、Mちゃん(第二子の名前)にもうすぐ会えるよってずっと言ってくれてました。
陣痛の合間合間に目を見て励ましてくれて、私も陣痛の合間に夫の顔を必死に見て、気持ちを落ち着かせました。
それが何よりの力になり、陣痛が加速し始めてから、一気に2.3分間隔の痛みがきてからも夫の励ましと手を握ってずっとこっちを見ててくれる姿に本当支えられたし、感動しました。

今回のお産は2人で産んだ感覚がすごくあります。
夫よ、本当にありがとう。
産んだ後何回も自然に夫にありがとうの言葉が言えて、私は本当に幸せでした。

これから4人になった家族で日々進んでいきたいと思います。

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