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地理と私2

もうちょっと地理(正確には歴史地理学)との出会いを綴っておくと、担当教授の石井英也先生は、もともと人文地理学の博士号をドイツの大学で取得し、その後歴史学を学ばれて歴史地理学を日本で確立するために尽力された先生であった。

その先生の歴史地理学概論にて語られていたのが、専門でもあった「景観地理学」。景観の形成から、その地域の特徴や変化を見ていくというものだった。ふーん。と思いながら、ぼーっと講義を受けていたのだが、1年生の夏に運転免許を取得し、両親から軽自動車(愛するミニカちゃん1号)を譲り受け、ドライブにハマるようになってから、この講義の価値が一変していくとは全く思っていなかった。

続く

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