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アニメ「NieR:Automata」一期視聴

 前期・春アニメであった「NieR:Automata」。
 制作事情により、9話以降が先日まで放送延期だったが、NETFLIX等でようやく一挙公開され、全12話見終わった。

 原作は未プレイなので、どういう展開なのか、楽しみにしながら、かつては視聴していたが、見終わって、つくづく延期されていたのが残念だった。
 というのも、しばらくはこちらの熱量が半減していて、一期のクライマックスというのに、どうも没入しかねたのが正直なところ。
 そのせいで、「ヱヴァンゲリヲンだな」という感想ばかりが浮かんできた。
 人類会議はゼーレ、使徒が機械生命体。アンドロイドはキャラであると同時にエヴァか。特殊個体による、さながら“人類補完計画”の実行等々。

 内容は以上のような冷静さで受け入れてしまうが、やはりクオリティはかなり高い。
 コスプレでも人気な主人公「2B」も、あくまでも美人であり続ける。目隠しが素敵。心なしか後半は戦闘シーンゆえのパンチラが多めだった気が。

 高クオリティだからこそ、一気に観ていれば、かなり個人的な好き具合も高まっていたと思うと、やはり少し残念だ。ジャンルとしての“エヴァ”があるとすれば、本作は丹念に出来上がっている。

 ところで、上記の公式サイトのキャラクター欄では、各キャラのプロフィールが見ることができる。手始めに「2B」を見てみると、「重量」という項目がある。これが日常系なら「体重」なのだが。
 彼女の重量は「148.8kg」である。
 あのしなやかに動く細身の身体が、やはりアンドロイドであることを実感させるとともに、不思議な倒錯感を覚えてしまう。

 あと、アニメはもっと本編終了後、人形劇をしてくれればいいのに。


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