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それでもやっぱり、ジャニーズじゃなきゃダメなんだ。

2022年、あけましておめでとうございます。

昨年は、ジャニーズJr.の7人組・Travis Japanの「+81 DANCE STUDIO」というYouTubeチャンネルが始まった興奮と勢いのままnoteを始め、トラジャをベースにいろいろとジャニーズについて書き綴ってきました。そのおかげで、今まで以上にジャニーズについて思いをはせる下半期になったと思います。

大晦日にはカウコンを見ながらTwitterでフォロワーさんと盛り上がり、1月2日からはジャニフェスの配信が始まり、年末年始どっぷりジャニーズに浸かって感じたのは「やっぱりジャニーズが好きだ」ということでした。

以下、少しジャニフェスのネタバレを含むので未視聴の方はお気を付けください。

最強のジャニオタ・松本潤

嵐担から噂には聞いていましたが、Snow ManのD.D.” The time has come”から始まる演出で「あ、松潤まじで天才だわ」とすぐさま思った幕開け。
ここから最後の挨拶までノンストップでめちゃくちゃ楽しかったです。とにかく楽しくて嬉しくてワクワクしてドキドキして、言葉の代わりに涙が出てきて止まりませんでした。

正直ジャニフェス開催決定の時点では「え、フェスって何……? カウコンの代わり……?(当初ジャニフェスの情報解禁が先だったので)みたいな懐疑的な気持ちがあったんです。

ごめんなさい、度肝抜かれました。

皆さんの周りにもいませんか? ジャニーズは別に詳しくないけど「年越しはカウコン派」という人。わたしはカウコンのことをジャニオタのお祭りであると同時に、そういう方達に魅力を見つけてもらうコンテンツでもあると思っているのですが、それよりも深く、ジャニフェスは「ジャニオタ(出演者)のジャニオタ(松本潤)によるジャニオタのためのコンサート」だと感じました。

というのも、演出のエモさがめっちゃくちゃ随所にあったんですよね。

歌ってほしい曲や夢の2人組コラボ(立ち消えた?)の事前投票が全然反映されてない!と一部言われているようですが、ベースがカウコンみたいなお祭りだとしたら、めっちゃマイナーな曲だと他G担がぽっかーんとなりかねないので正直これで良かったと個人的には思います。

eighterでYJ世代なので、関西勢は何度見ても泣けるし、weeeekで全員が集まるところとか、例え歌番組で見たことがある組み合わせでも、ハルカナ約束を歌いながらたっちゃんが樹の頭を抱いてるところは震えました。エビキスやKin Kanはわたしみたいなちょっと知ってる感じの他G担でも懐古するし、今トラジャ担でもあるのでバックについたのがスワンソングだったり、キスマイが遊んでくれたことも嬉しかったです。河合くんも名前呼んでくれたね。

「一般受け狙い」でないことはもちろん、「それぞれのグループのファン」を意識しつつも、大部分は「ジャニーズが好きな人のためのコンサート」だなと感じたわけです。きっとオタクそれぞれが、自分だけの「エモさ」を感じる部分がたくさんあっただろうな、と。

ケンティが言ってましたよね「心からジャニーズを愛していこうぜ」「これからもジャニーズを愛してください」って。重岡くんが言ってましたよね「V6の皆さん、愛してるよ!   俺たち後輩は頑張ってます!」って。光一くんが言ってましたよね「ジャニーズには素晴らしい楽曲がたくさんあります」って。

このコンサートは、それが全てだったんじゃないかな。

彼らの楽しそうな笑顔を見てると、「あーみんなジャニーズ好きなんだなー」って思います。そしてオタク自身も「あーわたしジャニーズ好きだなー」って、そう思うためのコンサートだったんじゃないでしょうか。

いい歳してジャニオタで何が悪い

憶測ですが、ジャニフェスやカウコンに参戦しているのはきっと若い子の方が多くて、キンプリやスノスト、なにわちゃん辺りと比べると、ここにキンキやYJのファンは果たして何人いるのか……なんて考えてしまいます。やっぱり「ジャニーズ」や「ジャニオタ」って10代~20代前半のものなのかなって思ったりもするんです、たまにね。

わたしは30代前半ですが、SNSで友達を探すとき「#30overの~」とつけると一気に減る感じがしてて。ジャニオタのパブリックイメージにしても、多分大人だと「痛い人」とか「いい歳して」とか思われているし、実際「ジャニーズ好きなの? きっしょ」と面と向かって言われたこともあります。うるせぇコノヤロウ。

そんなちょっと肩身の狭い大人ジャニオタでも、いや大人ジャニオタだからこそ懐かしくて、心がバチバチに動きまくって、感動しまくって、魂持っていかれた瞬間がたくさんありました。

ジャニオタって、活動の9割はしんどいんですよね(個人の見解です)。

結局何にしても時間もお金もある人が勝つし、現場だって外れることの方が圧倒的に多い。数字に追われることもあるし、グループ内やグループ同士の格差、オタク同士のいざこざ、事務所への不満、熱愛報道、Jr.グループの解体、退所・脱退・休止・解散……先述のように周りから「ジャニーズなんて」「ジャニオタなんて」と言われて傷つくこともあります。

フィジカル的にもメンタル的にも、自分のペースでオタク活動ができればそれが一番いいんですが、なかなかそううまくいかないこともあって。

それでも、残りの1割が120%楽しくて幸せなんです。あのしんどさが全部吹っ飛ぶくらい。だからやめられないんです。もはや中毒に近いのかも。

それをこの年末年始で改めて感じました。トラジャの6時間企画から始まり、カウコン、ジャニフェスと本当にめちゃくちゃ楽しかった。

大人になると昔より心が動くことが減って、あるのは家族や友人など身近な人のことだったりするじゃないですか。でも、こんないい大人でも、どうしようもないくらい胸が熱くなったり、感情が爆発したりする。「ジャニーズが好き」というだけで、です。

わたしたちは、自担のことを知っているようで本当は全く知りません。表面のうっすいとこしか見えてないんです。もちろん自担も、わたしたちのことなんて1ミリも知りません。

そんな「身近ではない人」のことで、「身近ではない人」を見ていて、こんなにも幸せで心が震えることがあるんです。ジャニーズに限らず、それがエンタメの力だと思っています。

なら別に大人がジャニーズ好きだって良くない?  ほっとけコノヤロウ。と思いながら聞き流しています(傷つくけどね)。

ジャニーズは絶対に終わらない

何というか、近年ちょっと騒々しいジャニーズ界隈。何か少しでも綻びがあればすぐ脱退だ解散だと言われて落ち着かないことも。
不仲や退所なんかは昔から割と言われていたんですが、「どうせ週刊誌だし」なんて相手にしてなくて。情報の正確さが爆上がりしてきている昨今、ちょっと胸騒ぎがするのも本音です。

実際、世間では「ジャニーズはオワコン」なんて言われて久しいです。その気持ちもまぁ全く理解できないわけではありません。だって、当事者であるジャニオタだって「大丈夫?」って思うことがあるんだから。

今はいろんなボーイズグループが台頭する時代。この辺の話は以前のnoteでちょっと書きましたが、男性アイドルの需要がジャニーズだけにあるわけではなくなってるんですよね。でもジャニーズには、他のグループには真似できないものがある。それが「伝統」と「仲間」です。

ズルい、そんなの本人たちの実力じゃない!と言われるかもしれませんが、でもそれをきちんと歌い継ぐことも大切な一つの個性じゃないですか。ジャニーズにはそれがある。自分たちを知ってもらうための「入口」がある。そして若い世代に「名曲」を知ってもらうことができる。

自担と絡んでる先輩・後輩が気になることもあります。若いスト担がKAT−TUNを調べたらとんでもない化け物グループだった、とか上田竜也は姫だった、とか良いですよね。逆もまた然り。

他Gの魅力を再確認したり、新たに発見したり。前に好きだったグループのことを思い出したり。いろんな楽しみ方ができます。

そして、特に見込み顧客になりうる方が一番見てくれるタイミングが「ジャニーズカウントダウンライブ」だと思うんです。実際カウコンがきっかけでキスマイに転がり落ちた友達もいます。

私は昨年、何人かの友達にトラジャを布教しました。そのおかげか「トラジャいたね!」「トラジャ映ってたよね!?」と連絡をくれた人もいました。

「関ジャニやっぱ面白いね」とか「セクゾめっちゃ顔良い!」とか「ジャンプカッコよくなったね!」とか。今こんなグループがいるんだな、あの子たちこんなに大きくなったんだな、と改めてじっくり目にしてもらう機会は音楽番組よりカウコンの方が多い気がします。

長く元気の象徴だった丸山隆平くんが元気5から外れ「元気の世代交代や」と言ってたように、あの企画は今のジャニーズを知ってもらうために実行されるべくしてしたものだと思います。

ジャニーズって終わらないんです。止まろうとしても止まらない。それが良い方にも悪い方にも転がることはあるけれど、でも絶対に止まることはない。だってジャニーさんが”show must go on”って遺してるんだから。

キンキ兄さんの傍では誰もが後輩の顔になるところも、そんなキンキにも兄さんや同世代の仲間がいて、SMAP、TOKIO、V6、嵐、タッキー&翼をちゃんと歌い継ぐところも。後輩たちがこうやって歌ってくれているだけで泣いちゃうんだよな。
このグループぐちゃぐちゃな感じで過去の曲を楽しそうに歌ってるのが本当に好きです。自担Gじゃなくてもめちゃくちゃ見ちゃう。やっぱりジャニーズが好きなんです、わたし。

(ちなみにTravis Japanはマッチや俊ちゃん、シブがき隊、少年隊、光GENJI、男闘呼組、忍者の曲も踊ってますので良かったらご覧ください。「+81 DANCE STUDIO」というYouTubeチャンネルです。突然の宣伝です)

だからジャニーズがオワコンになる日なんて来ない。わたしはそう信じています。もしかしたらグループは終わる日がくるかもしれない。自担はやめる日がくるかもしれない。でも絶対にジャニーズは終わらない

伝統を大事にしながら新陳代謝もよくして、細胞を活発にして、「やっぱジャニーズって強いな」と思わせる実力を、彼らは持っている。歌やダンスのレベルは確実に上がっているし、バラエティーのポテンシャルやカリスマ性を持っているメンバーもいる。

まだまだ足りないスキルはあるかもしれないけれど、何より、「自分たちが誰より一番ジャニーズを愛している」という気持ちが伝わるメンバーがたくさんいる。

ジャニーズまだまだ終わんねぇよ、見てろよって。楽しみながら、でも世間に喧嘩も売ってるような、そんな気持ちにさせられたジャニフェスとカウコンでした。

かっこいい人がいいなら、歌やダンスがうまい人がいいなら、楽器が弾ける人がいいなら、演技ができる人がいいなら、トークスキルが高い人がいいなら、他にいくらでも魅力的な人やグループがあります。

それでもわたしは、ジャニーズがいい。ジャニーズが、どうしようもなく好きなんです。

2022年、もっともっとジャニーズ盛り上がっていったら嬉しいな。願わくば、同じくジャニオタ同士ももっと仲良くなりますように。

ジャニオタの皆さま、そしてこれからジャニオタになる可能性を秘めた皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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