見出し画像

連作の情景 モネ展

日本人はモネとミュシャが大好き、という固定観念があるのですが
中之島美術館にて開催中のモネ展も
平日の昼間すらかなり混雑しておりました。
東京はもっと混んでいたことでしょう…。

かくいう私も
ルーブル美術館よりもオルセー美術館が好きと度々申しているほど
印象派が好きです。

不穏さのない心が穏やかになる色彩とタッチ、
そして題材も日常の切り取りが多いのがほっとします。
その一方で個人的には
モダンアートやシュルレアリスムも好きではありますが。

これまでも国内外様々な美術館でモネの作品には触れてきましたが、
モネ単独の企画展は初めてでございます。

中之島美術館は割りと最近行った気がしていたのですが
以前行ったのはもう4ヶ月ほど前になるようで。

こちらでも書いております企画展にお邪魔してきました記録です。

同じような題材を何度も描写した"連作"に焦点を当てている今回。
1度でもモネの作品を見たことがある人なら当然睡蓮が思い浮かぶと思いますが、
今回は他にもプールヴィルの断崖、積みわら、
ウォータールー橋など
いくつかの連作を見ることができます。

ウォータールー橋 夕暮れ
ウォータールー橋 日没

以前ニースに宿泊し、
死ぬまでにもう1度南フランスに行きたいと願っている人間としましては、
そちらの景色を描いた作品や、モナコの港を描いた作品を見れたのも
ひっそりと嬉しかったです。

写真を撮れる作品は限られていますが
その中でも私は特に印象的なものだけ撮影しました。

水辺のイメージが強いモネですが、
芍薬や藤などのお庭の景色も素敵な色合いで個人的にとても好きです。

珍しくはっきりとした赤を使用している芍薬
こちらは大阪展限定とのこと

あとはもちろん定番の睡蓮もあります。

睡蓮の池

見応えもありましたが
始まって間もない頃だったのもありなんせ人が多いです。
5月までやっているとはいえ
気付いたら5月になっていそうな気がしたので早めに行っておきました。

昔から美術館は好きな場所ですが、
関西にいるとそれなりに色んな企画展にも行けるけれど
東京ほど激混みではない、というのが有り難いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?