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世界の歌姫たち

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私が愛する女性シンガーについて、YouTubeやSpotifyリンクで紹介する。基本、「好きだ、愛している」と言うだけだ。
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#フェイルーズ

フランソワーズ・アルディ:Françoise Hardy "Decalages"

無人島に一枚だけアルバムを持っていけるとするならば、私はこの一枚を選ぶ。フランソワーズ・アルディの1988年のアルバム「デカラージュ」(Decalages)。タイトル曲の "Decalages" はとにかく愛している。思い入れが強すぎて、それ以上書くことができない。 1曲目の "La Sieste" もいいし、3曲目の "Laisse Moi Rever" も、何度も聴いてずっと夢を見ていたい。"Partir Quand Meme" もひたすら美しい。 そして、Franç

タリア・ラフード:Talia Lahoud "El Helwa Di"

「世界の歌姫たち」という我ながらベタな名前だなと思うマガジンを作って、愛している女性シンガーばかり、愛している思いのたけを週1、火曜日に投稿している。16回目の今日は、14回目のフェイルーズに引きずられてレバノンから、これからが楽しみの歌姫だ。 前回、私が投稿している歌姫について「手が絶対に届かない憧れみたいなもの、理解を超えて崇拝する対象」として少々厳しい定義をし、日本の女性ミュージシャンでは誰も私にはピンとこない、とした。その割に、レバノンの美人には弱いのか、というとこ

フェイルーズ:Fairuz "The Soul of Lebanon"

「世界の歌姫たち」という我ながらベタな名前だなと思うマガジンを作って、愛している女性シンガーばかり、愛している思いのたけを週1、火曜日に投稿している。今日はその14回目、レバノンからフェイルーズ だ。 厚いベルベットのような声と評される、一度聴いたら忘れられない深い豊かな声が魅力だ。知っている人からは何をいまさらと怒られそうな、言わずと知れたアラブ・ポップの大御所で女王だ。 私は、アラブ・中東にこのような歌手がいる、とエジプトのウム・クルスームとともに、中村とうよう氏の「