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ラタ・マンゲシュカル:Lata Mangeshkar "Diamonds Forever"

世界の歌姫たち」という我ながらベタな名前だなと思うマガジンを作って、愛している女性シンガーばかり、愛している思いのたけを週1、火曜日に投稿している。19回目の今日は、インドからラタ・マンゲシュカル。

以前に、インドのシュレヤ・ゴーシャルを取り上げたときに、ラタについても少し触れた。偉大な歌手なので、改めて書いておこうと思う。

まずは再生回数 4億7千万(!) 超えの動画のリンクを貼っておこう。サムネイルの画像が出ないようだし、少々古い録音なので音質はちょっとアレかもしれないが、とりあえず見て聴いてみてほしい。

Prem Rog - Yeh Galiyan Yeh Chaubara Yahan Aana Na Dobara - Lata Mangeshkar

さらに 2億3千万再生回数超えの動画。

映画は詳しくないし、ボリウッドの多様で豊かな世界については、まったく不案内なので語る資格はないが、それでも女優の踊り、特に表情や頭の動き、腕や手・指先も素晴らしく、これらの動画を見ているだけでも楽しめる。

そして、張りのある声で高音に伸びるラタの明るい声は生き生きとして素晴らしく、タブラの軽快なリズムと民族楽器を使ったアンサンブルに乗って、何度聴いても飽きない。

ほかにも1億回越えの動画がいくつもあがっているようなので、興味持たれた方はどんどん YouTube で探して視聴されたらよいと思う。歌だけでなく、歌がついている映画の場面も見ることができるのだ。いい時代になったものだ。

たしか1990年前後だったと思う、当時NHKのFMで放送されていた「世界の民俗音楽」という平日放送の15分番組があって、そこで「ラタ・マンゲシュカルの世界」として特集があり、私はそれで知り、それ以上の情報を入手するのはむつかしかった。

当時録音したカセットがまだ残っている。

今なら、どれほどすごい人なのか、Wikipediaで検索すればすぐにわかる。

ラタ・マンゲシュカル(Lata Mangeshkar、1929年9月28日 - )は、インドの歌手。彼女はインドでは最も有名で尊敬を集めているプレイバックシンガーである。 彼女のキャリアは、1942年に始まり70年以上にも渡っている。彼女は、1000曲以上の映画用音楽を録音している。彼女の妹たち アシャ・ボスレ、ウシャ・マンゲシュカル、ミーナ・マンゲシュカルもまたプレイバックシンガーである。弟のヒリディナス・マンゲシュカルは、作曲家・歌手である。彼女は歌手としては、インド共和国で最も高い一般人の賞「バーラト・ラトナ賞」を M.S.スブラクシュミに次いで受賞するなど、国民の尊敬を受けている。

Wikipedia ラタ・マンゲシュカル

また、次のサイトにも詳しい。

【インドカレー屋のBGM】インドの生ける伝説ラタ・マンゲシュカルの歌 - 歴ログ -世界史専門ブログ- (hatenablog.com)

さて、前のシュレヤ・ゴーシャルの記事でもベスト盤をリンクしたが、ここでも、2018年の25曲入りトータル2時間あまりのベスト盤を紹介しておこう。

ついこの間、2021年にリリースされた Antar Naad もいい。ちょっと調べてみたら同名の1991年の映画があるようだが、そちらをつまみ食いで視聴してみたところではどうも関係ないように思う。どなたかご存じの方がおられたらご教示いただきたい、と思う。

聴きなれないと楽しめない向きもあるかもしれないが、何度も聴いているうちに虜になること請け合いだ。

ところで、この記事を書くのに YouTube を検索していると、ラタの健康状態についての news がひっかかってきた。言葉は 99.99% わからないのだけど、どうもCOVID-19にかかったようで毎日状況が伝えられているようだ。

高齢なのでとても心配である。無事に回復されることを、極東の島国の片隅から祈っている。

(2022/2/7 追記)
2/6付けの報道で、1/11にCOVID-19により入院し闘病ののちに多臓器不全で亡くなったとあった。インド全土が悲しみにくれている。国として2日間喪に服し半旗をかかげ、葬儀は国葬になるそうだ。R.I.P…..


■ 関連 マガジン

1. 好きでよく聴いているミュージシャンを紹介。毎週木曜日に更新中。ギタリスト多め、たまに懐メロ。

2. 愛している女性シンガーに特化したのが、我ながらベタな名前だと思うが「世界の歌姫たち」。こちらはさらに愛している思いのたけのみの記事ばかり、週一、毎週火曜日に新しい記事を書いている。懐メロ多め。

3. いずれも、耳もあまりよくないし、知識も少ない、語彙力もない、なので、基本YouTubeやSpotifyのリンク貼り付けと「好きだー」「愛している」というだけの記事ばかりになっているし、そうなっていく。

「なんだ、超有名どころばかりじゃないか。やっぱり音楽のこと何もわかってないんじゃないの」という批判は甘んじて受ける。

私本人が楽しく書いていることだけは間違いない、それだけは伝わるだろう。

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