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当たり前の向こう側のあなたへ - 191013 -

東京は台風一過、晴天です。

備えていても不安だったけど、ご近所は大きな被害がなくてほっとしています。朝起きて、長野のようすを見て、現在進行形の台風の被害には言葉が出ません。被害が収まったときにお金を落としに行くことくらいしか、今のわたしにできることが思いつかないので、どうか、被害が広がらないようにと願うばかりです。(願うしかできないなんて、本当に無力だな。願うなんて非科学的なのにね。)

さて、本日は用事があって電車で都内に参りました。台風翌日なこともあり、オフィス街はとても静かです。ノマドがはかどります(用事は終わった)。

多摩川が決壊したすぐあとなのに、いつものように電車は動いていて。昨晩は停電と断水が恐怖だったけど、結果として大きな被害がなかったこともあって浴槽に溜めていたお水を追い焚きしていつもよりゆっくりお風呂にも浸かることができました。自治体のサイトはサーバーダウンしていたけど最低限の情報は流してくれていたし、テレビをつければニュースが流れる。NHKの正しい情報を伝える真摯な姿勢も、情報を浴びるのが疲れたときに見た民放のバラエティにも救われました。

線路の向こうにも電気の向こうにも水道管の向こうにも、電波の向こうにも、それぞれたくさんの人がいて、当たり前の生活を支えているみなさんのおかげで当たり前に生活できているんだよなあ。本当に感謝しかない。そんなことをひしひしと感じました。(もちろんガス管の向こうにも。)

そして医療関係のみなさんや自治体のみなさんにも、です。前日のスーパーなどで対応してくれたみなさんにも、浸水しないような都市設計をしてくれたみなさんにも。

生活インフラを支えてくれているみなさんに大きな拍手をー! という気持ちです。一人でめちゃくちゃ拍手してます。心の中で。

主語を大きくしちゃうのはよくないのかもだけど、当たり前を当たり前だと思いすぎている人が世の中にはいて。社内のネットが繋がらないと怒り出す人や電車が時間通り来ることが当たり前すぎてちょっと遅れてイライラしている人を目の前で見ると悲しくなってしまうんです(電車に怒る人は、きっと親族が危篤なのだろうと思うようにしている)。

当たり前は当たり前じゃないし、こんな非常時じゃないとそれを思い出せないのも申し訳ないんだけど、当たり前の毎日が本当にしあわせだし平和だよなと、平和ボケしたわたしは思うわけです。

当たり前を支えてくれている企業、そしてあなたへ。

本当にいつもありがとう。



読んでもらえてうれしいです!とにかくありがとうと伝えたい!