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「#料理の失敗談」企画 幼少期の思い出~ペヤングソース焼きそば~

小さい頃、あれは何歳ぐらいだったんだろうなぁ。
昼間ではあったんだけど、たぶん初めて、両親が外出して、兄貴と2人で昼飯を家で作って食べることになった。
メニューは「ペヤングソース焼きそば」。
ウチの実家は、土日の昼に、よくインスタントラーメン食べてたから、ペヤングにしろ、その他のインスタントラーメンにしろ、しょっちゅう食べてたし、特段問題ない感じだった。
実家には湯沸かしポットとかなく、やかんにガスコンロでおそるおそる湯を沸かして(こう思い出すと本当に何歳の時だったのかわからんな)。
そして、ペヤングの箱の外のラップを取り、蓋を開け、なんか3本ぐらいある湯切りのツメ(?)みたいなところを立てて。
「かやく」と言われるキャベツとかタコ(そんなん入ってたよな)とかを袋から出して入れて、粉末のソースも開けて入れて、お湯を注いで・・・
あれ?ちょい待て、この後お湯捨てんのに、粉末ソース入れてもうた。。。幼い兄弟二人で混乱し、とにかくお湯は捨てるしかない、という選択になり、お湯を捨て。。なんかうすーく味付けされた焼きそばを前に、兄貴がブルドックソースを追い掛けしてくれて、一緒に食べたのが懐かしい。
料理の失敗、なんて言う大したもんじゃないけど、自分の中での甘酸っぱい記憶。
そしてこの記憶の中でも、粉末ソースを入れたのが自分なのか、兄貴だったのか、、、記憶の中では兄貴だったのでは?と寄せている自分が、また、卑しくなる(たぶん、100パー、弟で出しゃばりのオレのせい)。

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