官能物語の断章 3

#官能小説

「きゃあっ!? なにするの? いやあ!」
眠っているうちに局部だけ目覚めさせられ、突き入れられた快感で目を覚ました笛子は、混乱のただ中にいた。 バックからなので、愛しい恋人の顔も見えず、鍛えられた○○はその感触に覚えが無いほど節くれだち、真珠入りかと勘違いするほどゴツゴツと○○を掻き擦る。

(ああ、令一さんごめんなさい……笛子はどこの誰かわからない男《ひと》に犯されて、虜にされてしまいそう……)
勝手なことを思う笛子だが、彼女の心情としては仕方ないだろう。 もう、笛子の理性はぐずぐずに崩れる寸前だったからだ。 トレーニングを積んだ令一のグラインド・テクニック、そして鍛え抜かれた○○は、笛子の熟れた肉体を淫欲に狂う牝のそれにしてしまったのだった……

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