見出し画像

21.10.30 自己紹介_博士課程に進んでどうするの

はじめまして、多部栄次と申します。

まずは自己紹介させてください。

普段は某国立大の博士後期課程学生として研究生活を満喫(?)しており、その傍らで趣味程度に小説の執筆やゲーム実況、雑談程度の配信をしております。また、マラソン大会に参加することやジムで筋トレ・ボクシング、あとバスケをしたりすることも好きです。

ここ最近はブログに関心を抱き、実名の方で記事を書いていたのですが、身元を知られていることもあって、あまり自由に書けないという印象を抱いたので、これからはこちらで好き勝手書かせていただきたいと思います。あ、そんな変なことは書かないです。創作のことや好きなことを存分にかつフランクに話したいだけですので笑

ここでの活動目的は価値ある情報の共有(提供)とアウトプットの練習です。そのため、自分よがりな内容となるかもわかりませんが、自分の得た知識や経験が誰かの役に立てたり、おもしろいと思っていただけたら幸甚の極みです。
とはいえ自分の知っていることが価値あるかどうかについては自分では判断しきれないのが正直な話。まずはそんな記事を書けるようになることを目的とします。…が、基本は自分が楽しんで続けていくことを現時点では第一優先とさせていただきます。

いろんなことを記事にしてみて、自分に合ったテーマを見つけていくのが最初の目標でしょうか。いやそれ以前に継続していくことですね。投稿頻度は、まず簡単な日記を毎日投稿することを目指し、毎週土曜日に書籍や論文の紹介といった情報の提供ができるよう頑張ります(正直できる気がしない)。

以上、よろしくお願いします。

さて、第一弾目の記事を何にするか悩ましいですが、まず自分の立場に関することを書いていきます。つまり博士課程のことについてです。

少なくとも、大学院以外にいる友達(小中高大で知り合った人たち)で、博士課程まで進んだ人は聞いた限りいないので、結構珍しい人種だとは思います。博士に限らず、クリエイターや配信者等、どういう界隈であれ、一般に対して希少だとは思いますけども笑

博士がどういうものかについては調べれば簡単に出てきますので、ここでは割愛させていただきます。今回は、
・なんで博士課程に進んだの?
・博士号を取ったところで何になるの?

という話について自分なりに考えていることを話します。

まず、博士課程進学(D進)した理由はいくつかあり、
・学問の世界をもっと見てみたくなった、もっといろんなことを知りたい。
・一生化学に携わりたいと思った。
・最先端の研究をしたいと思った。
・博士課程で得た経験を社会で活かして貢献したかった。
・海外に行っても通用する人になりたかった。
・博士号かっこいい!

という感じです。簡単に言えば、視野を広げ、理解を深めたいのと、それを応用して社会貢献したかったのと、憧れの3つです。その何れも、根幹は今の自分を変えたい一心に尽きると思います。
小学生の頃の夢が学者だったので、ある意味その通りになりつつはあります。本当に恵まれた環境で育っているなとつくづく思います。大変ありがたいことですので、その大恩をいつか返していきたいですね。

話は戻り、元々はD進するどころか大学院に進学するつもりは全然なく、工場勤務でいいかなと当時大学2年の僕はそう思っていました。なんにも考えてなかったと言えばそれまでです。しかし、学者や研究者に対する憧れを捨てきれず、やっぱり夢をあきらめたくないと思ったきっかけが就活でした。

いろんな企業さまのところへ北から南まで足を運び、いろんな部署を見たりしましたが、やはり惹かれるものは技術職や研究開発職でした。そこで務める方々の話や知り合った修士学生の話を聞き、心変わりしました。やっぱり従来にない物質を創り上げるための技術を修得したいと思ったのでしょう(他人事)

反し、D進する決意をしたきっかけはそんな劇的なものではなく、外部の大学院へ進学し、卒論研究とは違う分野で研究していくうちに、その研究が面白いと思うようになり、また教授も大変魅力ある人格者(大袈裟かもしれないけど)でしたので、この方の下でもっといろいろ学びたいと思い、進学したいと思うようになりました。当然、経済面や進路面、能力面で問題は多々あったので、ぶつかる壁も相当でしたが、なんとか今に至ります(それについての詳細はいつかお話しする予定です)。
しかし僕は優秀どころか劣等生に値するポンコツ学生なので、いまここにいるのは紛れもなく周囲の方々のご厚意がすべてだと思っています。優しさとご容赦あって首の皮一枚繋げてもらっている現状だと自分ではそう思っています。実際はわかりませんが。
自分の実力で切り拓くというのは憧れますが、現実そんなことないんだなって痛感しています(笑) とはいえポンコツのままでは学位取得できないので、脱却し、博士にふさわしい人になるよう精進せねば。

さて、博士課程に進んだ理由は様々ですが、目的は学位取得、いわば博士号を取得し博士(Ph.D)になることです。そのためには、単位は勿論、投稿論文の採択を通じ、博士論文を書いて、審査に通していただく必要があります。成長のため、研究を成就させるためといろいろあるでしょうが、博士課程学生の目的は学位取得が最優先となります(って在学者が言ったところで説得力は皆無ですが…)。

肩書よりも内面や能力が重要なのはごもっともですが、そもそも学位がなければできることが限られますし、能力あってこその学位だという考え方も間違ってはいないと思います(それでも肩書だけってことにならないよう自分も気を付けていきたいですが)。

学位取得して何になるのかというと、個人の考えとして以下が挙げられるかと。
・研究者の考え方と学びの姿勢を得られる
・研究者としての責任感
・研究能力の習得
・海外の研究者と同じ土俵に立って議論する(ビジネスをする)
・自ら学び、考え、育つ力
・広く観る視野と深く観る思考力
・0から1を創る、あるいは1から10へと組み立てる力
・イノベーション的思考・リーダーシップ思考・課題発見と解決能力
・自信が得られる(完全に個人的な考え)

雑にまとめましたが、ざっとこんなところだと思います。あてはまっていないものもあるでしょうが、あくまで私個人の考えですので悪しからず。
いや別に学位取得しなくてもできそうじゃない? という声も聞こえてきそうですね(幻聴)。ですが、価値観が変わるんですよ。やっぱり数年間同じ研究や研究分野で頑張ると、見えるものが違ってきます(っていうけどまだその片鱗しかわかっていない気もする)。これ以上話すと、学生が何を偉そうにと叱責を受けそうですので、これ以上調子に乗らないためにもここまでにします。

進学する理由や、学位取得する意義は人それぞれだと思います。しかし、この環境を選んだ以上、自分の人生は大きく変われるきっかけになったことは間違いありません。この期間を生かすも殺すも自分次第です。乗り越えて目的を達成するのもひとつですし、自分に合わなくて別の道を選ぶのもひとつです。ただ、自分は乗り越えたいと思います。
論文の執筆や刻一刻と迫る締切の数々、能力不足、嫉妬や怠慢、鬱、心身の酷使、とどめに報われないことも少なくはないけど、だからこそ立ち向かっていきたいですね。こう被害者のようにいってしまいましたが、正直自分は最高峰に恵まれた環境と人間関係の中で学ばせていただいていると思います。
ストレスによる頭痛や腹痛、不整脈に加え鬱病の傾向が続いてはいますが、体を大切にしつつ、コンスタントにパフォーマンスを発揮できる日々を送れるよう精進していきたいですね。

最後はなにも考えずに書いてしまい、これを読んで得られる情報はないかもしれません。ただ、結論として私は自分を変えるため、世界の広さを知るため、そして社会に出てとある夢を叶えるために博士になることを決めております。…かっこつけたこと言いましたね。これ数年後の自分が読み返したら発狂するかもしれません。まぁむしろ発狂してもらわないと成長していないことになりますから、これはこれでいいのか笑

こんな感じで3000字程度の記事が書ければと思います。その一方で、毎日の日記は1000字もいかない短いものでまとめようかなと。

それでは、多部栄次を何卒よろしくお願い申し上げます。

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?