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商品企画のビギナーさんやデザイナーとのつきあい方に悩んでいる方へ

この投稿を見ている方の中には、製品を企画し市場へと送り出す中、デザイン部門やデザイナーとの接し方に悩みを抱いている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

デザインを依頼する際の悩み。デザインの提案を受けたときに生まれる疑問。望ましいデザインに導くためのディレクション方法などなど。デザインとのつきあい方に悩みを抱えている人は思いの外沢山いらっしゃるのです。

しかし、私の知る限り、これらの問題の向き合い方は、暗黙知であることが多く、且つ業際的な悩みでもあるため、かゆいところに手がとどくような文献が見当たりません。そこでこの業際で活動する当事者として一度整理すべきと考え、少しでもデザインに関わるモヤモヤを取り払えればと願い、投稿してゆきたいと思います。


まず、自己紹介をしましょう。

私は、現在デザインとマーケティングを両輪にしたサービスを提供する会社の代表をしています。大学では工業デザインを専攻し、大手家電メーカーの本社で製品をデザインするデザイナーとして採用されました。その後、バブル経済終末の1990年に南青山に所在するマネジメントとマーケティングを主軸としたコンサル会社に転職し著名な海外デザイナーとのコラボレーション業務、平行してマーケティング実務を経験しました。

デザイナーが「マーケティング実務を経験した

という事が元々デザイナーであった私に新たな視点を授けるに至ったわけです。クライアントの意向を明確にしデザイナーに対してデザインの提案を望ましいものとしてアウトプットさせるという胃の痛い役割を通じて得たことが沢山あります。更にマーケットの分析を行いながら、自らもデザインをする事も沢山経験しました。

デザイナーが抱えるストレスや不満は当然のこととして理解していますが、この投稿を読んでみようかなと思っているデザイナーとのつきあい方に悩む皆さんの気持ちは手に取るほどよくわかります。

そんな悩める方の為にこれからnoteで綴る情報が少しでも貢献できれば幸いです。

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