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\授業レポート/ 「高校授業で『模擬投票』を実施!」@立命館宇治高校

10月21日(水)、立命館大学附属立命館宇治高等学校2年生の授業で『大阪都構想』について取り上げ、模擬投票を行いました。
投票には学校総選挙プロジェクトの投票機能を活用していただいたので実際の授業の様子と合わせてレポートしています!


「教えてもらう」ではなく「自ら考える」

画像1授業は「そもそも、大阪都構想ってなんだと思う?」という杉浦先生の質問からスタート。
「大阪市を区に分けて、財源を分けるような・・・」
「大阪都構想が実現したら、できることが増えそう。」
生徒からは、さまざまな声が上がりました。

画像2まずは自分で調べて理解を深めてみよう」という先生の言葉を受けて、授業資料やインターネットを使って一人ひとりが大阪都構想についての理解を深めていきます。

画像3「わからないキーワードは書き出して、近くの人に聞いてみよう!」という先生のアドバイスを受けて、相談しながらどんどんメモを取っていく生徒の姿も見られました。


メリット・デメリットを知り、話し合う

画像4大阪都構想について大枠の理解ができたら、今度はメリットとデメリットについて考えてみます。
「大阪市がなくなるとどんなところが効率化されると思う?」と先生からヒントをもらいながら、メリットとデメリットに分けて考えていきます。

画像5「二重行政が解消されたらなんで経済効果が生まれるの?」
「挙げられているメリットって本当に実現できるの?」
意見を交わしながら理解を深めていく様子が印象的でした。


自分の意見を持ち、ディスカッションする

画像6授業が中盤に差し掛かったところで、教室内に「賛成派」「反対派」「分からない派」の3つのグループを作り、それぞれの考えを議論しました。

賛成派と反対派が、「分からない派」を説得するという流れで、意見を述べ合いました。賛成・反対いずれも鋭い意見で、議論が白熱していきます。
「分からない派」には「そもそも関心がない」という意見もありましたが、賛成・反対派それぞれの意見を聞いて少し心が揺れたようです。


いよいよ模擬投票!

画像7賛成派・反対派が意見を交わし終えたら、いよいよ投票です。
みなさん学校総選挙プロジェクトの投票機能を使って投票していきます。

画像8気になるクラスの投票結果は、次回の授業で発表されます。どんな結果になったのか・・・。生徒のみなさん、お楽しみに!

学校総選挙プロジェクトでは、学校・団体単位で投票いただき、集計結果をご報告することが可能です。学校・団体単位の集計には事前準備が必要ですので事前にご相談ください。
ご相談はTwitterアカウント「学校総選挙プロジェクト【公式】」のDMよりお待ちしています!


はじめての模擬投票を終えて

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模擬投票を終えた後、生徒のみなさんより感想をいただきました。

まだ選挙権は無いし関係ないと思っていたけど、来年になったら自分も本当の選挙に行くんだなとイメージできました。
もしも自分の地域で大阪都構想のような話があっても、今回の授業のように、メリット・デメリットを考えて投票してみたいと思います。何かを決める方法を学んだので、人生の役にも立つと思いました。
大阪府民として身近な話題だったし、今日の取り組みはすごく勉強になりました。大阪市民ではないですが、都構想の行末がどうなるかは見守っていきたいと思いました。

最後には、
「これからの未来を作るのは若い君たちだから、自分で考えて投票するというのはとても大切なことです。君たちは今日、大阪府や大阪市のことじゃなくて日本の未来について考えたんだよ」
という先生からのメッセージで授業は締めくくられました。


【編集後記】
これからの未来をつくっていく高校生のみなさんが自ら学び、考え、意思表示をした今回の授業。
授業を受けたみなさんの、社会とつながる第一歩を間近で見ることができた素晴らしい時間となりました。

立命館宇治高校の杉浦先生、生徒の皆さま、ご協力いただきありがとうございました!


学校総選挙で投票してみよう!

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学校総選挙では11/1まで『大阪都構想、賛成?反対?』の投票を受付中です!
ぜひ、みなさんも投票してみてくださいね!

投票はコチラから👇
https://youthvote.tsite.jp/Theme/Theme