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おとな女子旅:おひとり様♨養生への道

観光目的でインプット満載の旅も楽しいけれど、ゆっくり温泉に浸かり、自身をいたわる以外は何もしない養生旅の必要性も、この歳になるとヒシヒシと感じます。

温泉入りたい!温泉宿に泊まりたい!料理長の肝煎りメニューで口福にもなりたい!

でも、良いお宿になればなるほど、食事の量が多過ぎで食べきれず、結局ほとんど残してしまうということがありませんか?威張れることではありませんが、私は温泉宿の食事を完食できた試しが無いのです。

夜ご飯だけじゃなく、料理自慢の宿というのはだいたい朝食にも間違いなく力を入れていて美味しいモノが出てくるけれど、前夜の豪華な夜ご飯の量があまりにも多過ぎて、朝起きてもお腹が空いていない。50を過ぎた頃から(もっと前かも)、消化力もかなりのスピードで落ちている現状。

更に加えて、これはもう超個人的な理由なのですが、幼少時からパン食だったからか、朝は洋食系の甘いモノしか受け付けない身体でして。朝から和食、特に豪華な和食は胃が受け付けないのです。温泉宿の朝ゴハンが絶対美味しいというのは判っているけれど、朝食にご飯粒だと、1日胃の調子が悪くなるというか、胃もたれを起こしてしまう残念な人間なのでして。

料理自慢の温泉宿に泊まりたくても、二の足を踏んでしまうのはこの点。結局、家に戻った後も胃腸が疲れているので、せっかく養生しに行ったのに、養生になっていないという訳。

自分が食べきれなかった分をカバーしてくれる食欲旺盛な連れと一緒なら良いですが、ひとりで行くとなるとねぇ。旅行観光業もサステナビリティに力を入れている中、TravellinGorgeous®の旗を揚げている身としては、明らかなフードロスな旅をするのもねぇ。と、なかなかひとり温泉宿デビューできずにいました。

それでもやっぱり、たまには高級旅館に泊まってまったり、♨とお料理を楽しみたい!温泉に入った後で、宿自慢のお料理をお酒と一緒に楽しむのは、何よりの贅沢ってもの!ちょうど、この年末年始はいろいろと大変だったので、温泉で養生したい熱がグググッと高まりました。

コロナ後、おひとり様のニーズはぐっと増えたため、旅館などでもおひとり様客に対応するところが増えたと聞き、それなら今こそデビューチャンスじゃない?と、思い立ったが吉日でリサーチ開始したところ…。

なんと!『おひとり様プランあり』とか『おひとり様通年対応』と謳っている宿の中には、ひとり客は部屋が自由に選べない所(部屋タイプが固定または限定されている)が結構目につきました。中には、『このお部屋は窓からの眺望はございません』とか『このお部屋へはエレベーターはなく階段でしか行けません(4階)』などの注意書きがあるところも。

おひとり様需要が増えたので、急遽部屋をこしらえてみたみたいな感じを受けてしまったのですが…?元々は客室でなかった部屋(仲居さん用とか荷物部屋とか?)を、おひとり様用に改装した的な宿も、ちらほら見受けられました。おひとり様プランには、そういう部屋しか割り当てられていないって、ちょっとそれは悲しすぎじゃない~?ひとり養生旅だからこそ、できれば個室♨風呂付きとか、ちょっと良い部屋に泊まりたい訳じゃないですか~?それを眺望なしとか、館の端の方のエレベーターが設置されていない場所にある部屋とかだなんて、酷すぎるー!おひとり様客を全然ウェルカムしていないー!

また、これはおひとり様に限らずですが、宿泊プランも①一泊食事なし(素泊まり)か、②一泊朝食付き(夕食なし)、というプランの宿ばかり。『一泊夕食のみ(朝食なし)』、というプランは見当たらないですね~?料理自慢の宿と言うなら、こちらとしては尚更、夜ご飯を楽しみたいのにねぇ。

おひとり様客に優しくないプランを出している宿に憤慨しつつ、1泊で朝食なし&夕食だけというプランがある宿をリサーチすること数日。今回は1泊で楽に帰って来れる温泉地に絞ったのと、行く日程がホンの数日後だったことから、残念ながら検索範囲内で条件をクリアする宿は見つかりませんでした。→もし『当館には該当プランあります!』という温泉宿の方がいらっしゃいましたら、ぜひTravellinGorgeous®までご連絡ください!

ということで、宿での豪華な夕食はスッパリと諦めることにし、改めて条件を考えたところ、おひとり様客でも部屋タイプがいろいろと選べる宿で、できれば部屋から良い景色を楽しめて、尚且つ温泉風呂付きの部屋があるところがベターかも?

そして、なんとか条件的に良さそうな宿を見つけましたので、五十路半ばのおとな女子、近々おひとり様♨養生デビューをしてきます!こうご期待。

おとな女子が本気で楽しめる旅:TravellinGorgeousのため、リサーチ&実体験を元にYouTube連動で活きた情報をお届けしていきます。2022年からはツアー催行します。ご支援頂けましたら嬉しいです。また、取材にご協力頂けるホテル/宿、観光業の皆様、ぜひご連絡ください!