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2023年の秋が始まった頃から、海外のファッションシーンで突如トレンドワードとなった‟Quiet Luxury”。‟静かな” あるいは ‟控え目な” ラグジュアリーという言葉は、‟上質な・気品のある・クラス感のある” ラグジュアリーという意味で使われていて、ファッション的に解り易いものでは、『シンプルでクラシカルで上質で、控え目なエレガンスと洗練さのある服』(ファッションフリークでない方には解り易くはないか?)ということでした。

年末~年明けにかけて刊行された日本のファッション各誌でも、クワイエット・ラグジュアリーが大々的に打ち出され、ついには旅行観光業界にもこの言葉が波及してきました。

パンデミック後にあちらこちらで打ち出されたWell-BeingやWellness志向の旅から変化してきていて、‟ソロ旅” を皮切りに、観光客でごった返していない静かな旅先、旅先での上質な体験、静かに過ごせる滞在先、というものが、ホテル等を選ぶ新しい基準としてメジャーになってきている様です。

例えば国内なら、オーバーツーリズム問題真っただ中の京都市内やその近郊よりも、北部の日本海側エリアを探訪・満喫する。名の知られている港町よりも、小さな鄙びた漁村で新鮮な魚三昧。民宿タイプの宿しかない離島で、地元の暮らしに溶け込んだ休暇を過ごす。メジャーではない所ほど、魅力的な旅先となるという訳。

トラベリンゴージャスでお世話になっている各政府観光局の方々が良く使う言葉に‟Hidden Gems”というものがあるのですが、日本各地にもそのような場所って、沢山ありますよね。私たちがまだまだ気付いていない、知られていない魅力的な場所。

Quiet Luxuryな旅先や旅の形は、間違いなくおとな女子世代向けではないでしょうか?TravellinGorgeous®のモットーである‟ゴージャスな旅”のゴージャスの意味は、正にこれなのです!

ただし、SNSの普及によって、海外からやってくるインバウンド旅行者が、そういう場所をどんどん見つけ出し訪れて行っている今日この頃につき、その辺りはちょいと競争的になってきているのが実情。インバウンド専門に扱っている旅行会社のオーナーから聞いた話でも、『訪日が2度目以上となる外国人旅行者は、‟DUPEな旅先” に行きたがる傾向が強い』とのこと。

DUPE?と聞き返したら ‟Duplicate” のことで、混雑している人気都市よりも、そこと同じ様な経験・体験が出来る、まだあまり知られていない混んでいない場所へのリクエストが多いらしいです。京都はもう行っているので、今回は小京都と呼ばれる町を訪ねたい、とか。確かに、その様な町には美味しい日本料理屋も、レンタル着物屋もあるでしょうし。混んでおらず、ローカル感も味わえて、お得という事を彼らはもう知っているのですね!ローカル感を味わうと言う点では、5つ星ホテルよりも旅館、しかも老舗高級旅館より民宿に泊まってみたいという方も増えてきている様ですよ。

Quiet Luxuryですが、このカテゴリーでの大型ツアーというのはまず難しいでしょうから、商品展開としては旅行会社それぞれのアイデア企画が出てくるのかしら?Quiet Luxuryの意味のうち、どれにフォーカスした商品を打ち出してくるのか、その辺りも各社のカラーがいろいろと出てきそうで、イチ消費者/イチ旅行者としては、この点も注目したら面白いかもしれませんよ。

おとな女子が本気で楽しめる旅:TravellinGorgeousのため、リサーチ&実体験を元にYouTube連動で活きた情報をお届けしていきます。2022年からはツアー催行します。ご支援頂けましたら嬉しいです。また、取材にご協力頂けるホテル/宿、観光業の皆様、ぜひご連絡ください!