見出し画像

某企業のマーケティング責任者の、『記憶に残るより、心に残るCMを作っている』という言葉を耳にしました。なるほど、と思う反面、これって両立可能なのでは?とハテナマークがポンポン飛び出てきました。なぜなら、私たちTravellinGorgeous®がプロデュースする旅は、その両方を狙っているものなので。

これまでお伝えしてきている通り、TravellinGorgeous®のツアーでは、フリータイムがかなりの割合を占めています。大手旅行会社が主催する募集型企画旅行(パッケージツアー)には、ここまで自由時間が多いツアーはほとんど見当たらないと思います(往復航空券とホテルのみというパックツアーは別として)。これは、手配旅行に限りなく近い内容で、敢えてツアーの形態を取っているからこそなのですが、フリータイムが沢山あることで、より一層、記憶と心に残る旅になるのではないかと思っているからです。

私たちは旅(国内外ツアー)のコンセプトとプランの大枠を作りますが、旅自体はツアー参加者の方ひとりひとりが色付けして仕上げていくスタイルということ。フリータイムをどう使うかで、十人十色の旅になりますよね。その地で、自分が一番したいこと、興味あること、楽しみにしてきたことがメインのツアー日程から漏れていれば、ここでチャレンジして頂くという。

フリータイム重視のコンセプトは、私たちスタッフの経験から生まれました。10人集まって旅に出れば、当然10人それぞれ差異がありますよね。体力も違えば、毎日の習慣も違う。食事のタイミングや量も違う。食には飽くなき好奇心があるけれど、美術系には全く興味がないとか。

全てのスケジュールが決められておりフリータイムのないパッケージツアーだと、全員が同じことをしなくてはなりません。ギュウギュウ詰込み型ツアーは、海外の経験値が浅い若い頃は妙に嬉しく思えたし、特に問題が無かったのですが、五十路のおとな女子となると、興味のあるなしが顕著なのはもちろんのこと、それより何よりまず体力的な問題が発生するのです。

朝ホテルを出て1日中うろうろしっぱなしだと、夜にはもう電池切れ、肝心のディナーを楽しむ余裕がありません。朝・昼・夜と3食豪勢な食事だと、胃腸が悲鳴を上げます。美術館・博物館は1日1ヶ所にしないと、知識の渋滞が起こります。遺跡など観光スポットを回り過ぎる旅だと飽和状態になり、きちんと覚える・記憶することが難しいです。

自分自身を調整するための時間として、フリータイムはとても重要なのです。部屋で休む。スパのトリートメントで充電する。ジムやプールで汗を流してすっきりする。ホテル内をゆっくり探検してみる。ぶらぶら街を散歩する。さっき立ち寄らなかったけど気になったお店に買い物に行く。などなど。

また、TravellinGorgeous®ツアーでは、食事は1日2回しか決まっていません。基本的に、朝食(ホテル)とディナーのみ。ランチお腹の調子と相談し、各自で調整してもらうスタイルです。抜いても良し。サクッと食べても良し。3時のおやつをちょっと早めて、地元の有名ケーキ店などを楽しむも良し。

ツアーの‟余白”部分を自分なりに色付け&装飾し、帰宅してから鮮明な記憶と思い出を楽しめるように、素敵な旅を作って頂きたい。

TravellinGorgeous®がお届けするのは、こういうツアーです。

おとな女子が本気で楽しめる旅:TravellinGorgeousのため、リサーチ&実体験を元にYouTube連動で活きた情報をお届けしていきます。2022年からはツアー催行します。ご支援頂けましたら嬉しいです。また、取材にご協力頂けるホテル/宿、観光業の皆様、ぜひご連絡ください!