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TravellinGorgeous®的旅のワードローブ:何を何着?

ワクワク感を伴う楽しみでもあり、また、人によっては悩みでもある旅のワードローブ。南国ビーチ・リゾート、雪国スポーツ三昧、山岳トレッキング、など、行先の自然環境によって旅の目的が絞られている場合は、それほど考えなくてもパッキングは進みます。一方、都市型ホリディの場合、美術館や博物館などアカデミックな場所から、ちょっとしたアウトドア・アクティビティ、ミシュラン星付きレストランでのディナーなど、滞在中の大まかなスケジュールを把握した上で、ワードローブも計画したいというのがおとな女子旅ではないでしょうか?

既に書いていますが、バッグについては、諸々が持ち歩けるサイズの街歩き用+小ぶりなディナー用の2つがあれば問題なし。アクティビティの予定があるなら、汚れても良い素材で両手が空くものを持って行っても良いですね。また、靴も同じ。街歩き用とディナー用と最低2足。バッグも靴も、おしゃれ用は現地調達という手もありますね。

服については、ディナー用の服以外は、着回し力の高い品を中心に決めて、そこに小物等で変化をつければ割と少なくて済みます。モノトーンが基調の人なら、黒やグレーのボトムス、茶系の人なら白やベージュ、茶色のボトムスに、合わせるモノを足していく。服を少なくしたい場合は、スカーフやストール、大振りのアクセサリーなど、色や形で強い印象を残せる小物類を多く持っていけばOK。

或いは、メインカラーを決めてその系統で揃えて行く。例えば、旅を通してブルー系の服で揃えると決めると、日数分のコーディネートが割と早く組めます。この場合、メインカラーは旅先を踏まえて決めると良いかもしれません。グレーの石畳が続く街?緑の稲穂が波のように揺れる土地?屋根も壁もオレンジ一色の都?日差しの強い場所であれば、白または鮮やかな強い色がおススメです。現地でも、写真の中でも、強い日差しに色が飛ばずに済みますよ。

理想的なのは、2日空けて同じ服を着るペース。手洗い可能な薄手であれば、バスタブでちゃちゃっと洗って2日あればしっかり乾きますし、洗えない場合でも、2日ハンガーに掛けておけば湿気は飛びます(湿度の高い地域でなければ)。

もっと身軽に行きたい場合は、1日空けるだけでも◎。『同じ服を着ている』という印象が割と薄れます。なので、7泊の旅であれば、1・3・5・7はベースの服が同じでも、意外といけるものです。この場合、小物の変化を激しくする方が、写真に残るイメージもそんなに着たきり雀的にはならないですよ。

旅先の服を含めて現地調達、ということも可能ですが、アジア圏じゃない場合、サイズ問題がありますね。日本人サイズがない、横幅はピッタリでも手足の丈が長すぎる、などなど。私の場合、横幅は十分すぎるサイズがあるものの、身長と手足はPetiteサイズの丈なので、通常の欧米サイズだと縦の尺が圧倒的に大き過ぎ&長過ぎるのです!ワンピースやスカートはミディ丈までの長さ、トップスも七分袖以下の品じゃないと、買ったその場で着るということが難しい・・・(ひざ下丈がくるぶし丈、七分袖がちょうど十分袖の長さになる)。そのため、基本的に全て持っていく感じ。

枚数が多くなる=嵩張る、を解消するために、圧縮袋は必須。ぺしゃんこに畳んでも皺にならない素材の服を普段から買い集めていると言っても過言ではないかもしれません。

ディナー用の靴について、もうひと言。ホテルから徒歩で街中のレストランに行く予定があり、それでもハイヒールを履きたい場合は、スタックヒールのものを持っていきます。ヒールが石畳に挟まったりして、ガリっとやってしまう確率100%なものですから。太めのチャンキーヒールでも良いですが、ヒールは細い方が好みなんですよね~。お値段的にも、スタックヒールの方がお手頃なので、例え挟まって傷ついてもそれほど悔やまずに済むのです(笑)。スタックヒールの靴は旅行専用にしています。

また、アラブ系の国へ行く際は、昼も夜もカフタンが超便利。現地の女性の服装に合わせられるし、街にも馴染めるし、気候と場所との相性がバッチリで見栄えするし(映えます!)、何より身体の線が出ないのがおとな女子には嬉しいじゃないですか。お洒落なのに楽ちん!

カフタン、欲しいと思った時に手に入らないんだもの、という方、多いかも?夏のバカンスシーズン前には、各ブランド(特に欧州系ハイブランド、ZARAなども)が毎年必ず出してきます。自分の好きな色や柄を見つけたら、アラブ圏への渡航予定がなくとも、買っておいて損は無いと思いますよ。国内だって、ビーチリゾートで着ることが出来ますし。昼用であれば夏の普段着やおしゃれ着として使えます。今年もそろそろ出てくる頃です。小まめにチェックしてみて下さい。

ラインアップの豊富さでは、H&Mが一番!毎年毎年、様々なタイプのカフタンドレスやチュニックを出してきます。そして嬉しいプライス。かなり大柄な人でも、日本人はXSサイズで十分なのではないでしょうか?シーズン終わりまで残っている品は、セールで2000円代などで買えることもありますよ。ただ、色やデザインが素敵な品は飛ぶように売れて行ってしまうので、出会った際は即買いをおススメします。通常プライスも懐に優しいですからね。カフタンのスタイルは大凡決まっているので、流行り廃りがありません。だかは、例え今年着ることがなくても大丈夫なのです。私は毎年1着は手に入れているので、実は結構なコレクターなんですよ!機会があれば、TravellinGorgeousチャンネルでご披露いたします!

おとな女子が本気で楽しめる旅:TravellinGorgeousのため、リサーチ&実体験を元にYouTube連動で活きた情報をお届けしていきます。2022年からはツアー催行します。ご支援頂けましたら嬉しいです。また、取材にご協力頂けるホテル/宿、観光業の皆様、ぜひご連絡ください!